Metaが教育機関向けVR/MRデバイス管理システム「Meta For Education」のベータ版を「米国と英国の13の大学に導入した」と発表しました。「Meta For Education」は、教育機関でのVR/MRデバイスの大規模な運用と管理を可能にする取り組み。2024年冬に一般公開を予定しています。
「Meta For Education」は、教育者や管理者が教室や訓練環境で複数のQuestデバイスを一括管理できるシステムです。2023年に企業向けに公開された「Meta Quest for Business」に近い機能を提供し、Quest 3、Quest 3S、Quest 2に対応しています。教育に特化したアプリケーションやツールへのアクセス、複数デバイスの一括アップデートなど、教育現場に特化した機能を提供します。
ベータプログラムには、アリゾナ州立大学、ヒューストン・コミュニティカレッジ、インペリアル・カレッジ・ロンドン、マイアミ・デイド・カレッジ、モアハウス・カレッジなど、計13の高等教育機関が参加しています。Metaは「参加機関からは、VR/MRを活用した新しい教育の可能性について、前向きな声が多く寄せられている」とコメントしています。
Metaは「Meta For Education」の一般公開を”今冬”に予定していると発表していますが、具体的な提供時期や、日本を含めた提供地域については言及していません。
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