アメリカのLooking Glass Factoryは、「ChatGPT」を活用した3D裸眼立体視プラットフォーム「Looking Glass Liteforms」を発表しました。画面に表示される立体キャラクターと、コミュニケーションを楽しむことができます。
「Looking Glass Liteforms」には、Andi the Robot、Little Inu、Uncle Rabbitといったキャラクターが登場。利用者との会話は音声で行う仕組みで、「ChatGPT」が“返答内容”を生成します。
同プラットフォームは、小売店や野外広告、エンターテイメント施設のほか、個人での利用も想定されています。利用料金の支払いは、サブスクリプション形式になる予定で、自分で作成したキャラクターを導入できるプランも用意されるそうです。デフォルトキャラクターのみを使用できる“ベーシックプラン”もあるとのこと。
「Looking Glass Liteforms」の価格の詳細などは、2023年夏以降に発表される予定。ベータプログラムへの参加も受付中です。なお、同プラットフォームは、6月1日(木)と6月2日(金)にカリフォルニア州で開催されるAWE 2023に出展される予定です。
今回の「Looking Glass Liteforms」について、Looking Glass Factoryの共同創業者兼CEOのShawn Frayne氏は、以下のようにコメントしています。
過去数年間、私たちはホログラムの作成と表示(するための技術)に加えて、ホログラムとコミュニケーションするための新しい方法を研究してきました。「ChatGPT」のような大規模な言語モデルが大きな飛躍を遂げた今、(我々のプランが)実現可能になったのです。
Looking Glass Factoryは、3D映像・画像を裸眼で立体的に見ることができるデバイス「Looking Glass」シリーズを開発している企業。2022年6月には、裸眼立体視ディスプレイの新モデルを発表しています。
(参考)VRScout
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