Home » Ksonが生配信の“投げ銭”をテーマにITジャーナリストと対談 「なぜ人は推しに投げ銭をするのか?」


話題 2021.11.29

Ksonが生配信の“投げ銭”をテーマにITジャーナリストと対談 「なぜ人は推しに投げ銭をするのか?」

11月27日(土)VTuberとしても活動中のKsonさんが自身のチャンネルで、ITジャーナリストの高橋暁子氏と対談を実施しました。対談テーマは「投げ銭」について。YouTubeの「スーパーチャット」をはじめとした生放送プラットフォーム内での投げ銭システムについて意見を交わしています。

高橋暁子氏によれば、生配信者へのスーパーチャットは、新型コロナウイルス感染拡大以降、増加傾向にあるとのこと。また元ホロライブの桐生ココさんなどのVTuberの活躍により、世界的にスーパーチャットへの注目が集まったことも影響として大きかったのではないかと語っています。

Ksonさんが「なぜ人は推しに投げ銭をするのか?」と質問すると、高橋氏は「また会うための約束」ではないかと指摘。視聴者からは「独占欲」「名前を読んでもらえるとうれしいから」といった様々な答えがスーパーチャット経由で送られていました。

一方で一部の配信者が投げ銭を強要するような発言をしたり、未成年が高額なスーパーチャットを送ってしまったりといったトラブルなども紹介。Ksonさんは「私のような配信者やクリエイターにとって(投げ銭文化は)本当にありがたいものなんですね。そういう影で未成年の方がトラブルに巻き込まれたり、自分の生活が壊れて周りに迷惑をかけてしまうほどの高額な投げ銭をしたりする人がいると、規制という方向に進んでしまう空気になってしまう」とコメント。高橋氏は過去のソーシャルゲームのガチャ規制問題の事例と比較しつつ、プラットフォーム側で金額の上限を設けるなどの規制をかけるべきではないかと話しました。

他にもスーパーチャットを投げて配信者のリアクションを笑いものにするといった嫌がらせの事例や、配信者側が過激な放送を行って投げ銭を募ったりするといった事例などにも触れつつ、2人でどういった「投げ銭文化」が望ましいのかを深く語り合っています。今後、配信者や視聴者にとって「投げ銭」はどのようなシステムであるべきなのか、この動画をきっかけに考えてみませんか?

詳細は本編動画をご覧ください。

(参考)YouTube


VR/AR/VTuber専門メディア「Mogura」が今注目するキーワード