ルームランナー上を歩くことで、VR内を歩行できるデバイス「KAT Walk C2」。この機器を利用してまさかの“バーチャル泳ぎ”に挑戦したYouTuberが出現しました。
「KAT Walk C2」を使ったスイミングに挑戦したのは、ThrillSeeker(YouTuber名)さん。VRやAR系の動画を多くアップしている人物です。今回の泳ぎは、「KAT Walk C2」デバイスのレビューの一環として行われました。
実は「KAT Walk C2」(VR内での)泳ぎに使用されることを想定しており、ThrillSeekerさんは、実際に機能するか試してみたという流れ。映像では、レビューのために必死に泳ぐThrillSeekerさんの姿を見ることができます。
肝心の使い心地は、ThrillSeekerさん曰く「ひどかった」とのこと。「KAT Walk C2」自体は問題なく動作し、泳ぐ自分をしっかりと支えたものの、「重力がかかる(浮力が働かない)状態での泳ぎは非常に疲れた」そうです。
VRの登場以降、様々な動きをVR内で楽しむためのデバイスや機器がリリースされてきました。ただ泳ぎについては、もう少し洗練された手法が登場するのを待つ必要があるかもしれません。
「KAT Walk C2」とは?
「KAT Walk C2」は、デバイス上部を歩くことでルームランナー上の床が動作し、プレイヤーは基本位置から動かずにバーチャル空間で歩行できるデバイス。重さや約54kgで、走る、飛ぶ、しゃがみ、前傾姿勢といった、旧モデルでは行えなかった動きにも対応します。KAT VRによれば、足のトラッキングと、専用シューズの品質も向上しているとのこと。
(参考)YouTube