日本貨物鉄道株式会社(JR貨物)はVRを活用した安全教育システムを導入しています。全国の貨物駅100箇所以上で、安全教育の質向上と受講者の習熟度把握の適正化を図ります。
これまでの集合研修や動画視聴では、実際の現場の臨場感や危険性を理解することが難しく、十分な理解が困難でした。また、講師によって教え方にばらつきが出るほか、受講者の進捗状況を正確に把握できないという課題を抱えていました。これらを解決するため、自社で教材制作・配信が可能なVR学習システムの導入に至っています。
システムにはビジネスエンジニアリング株式会社のVR学習システム「mcframe MOTION VR-learning」を利用しているとのこと。「mcframe MOTION VR-learning」は、360度カメラで撮影した映像をベースにVR教材を作成・配信できるツールです。2017年のリリース以降、製造業や教育現場など累計100社以上で導入。多種多様な業務を網羅するため、教材をユーザー企業が内製可能です。教材はPCやタブレット、VRゴーグルを通じて配信。管理者は、専用の画面で受講状況をオンラインで把握できます。
JR貨物では、映像と設問を組み合わせて未経験の業務を疑似体験し、自ら考え判断する力を養うことを狙いとしています。2025年11月時点で、すでに4本の教材が完成。2026年度3月末までに2本を制作し、その後も定期的に追加する予定とのこと。ベテランの視点を全社で共有し、駅内での事故防止に繋げます。
参考
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