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ゲーム・アプリ 2015.10.10

インディゲームの祭典IndieCadeに展示される、世界から集まったVRゲームを一挙紹介!

10月23日から25日までカリフォルニアで開催されるインディゲームの祭典IndieCadeでは世界中から応募され選びぬかれたゲームが展示されます。今年はVRゲームも多く展示されます。

インディゲームは、個人、少人数チームで制作されたゲームのこと。IndieCadeはインディゲームをテーマにした年1回の一大イベントで、ゲームが展示されるほか、各種講演や表彰も行われます。展示されるゲームの区分は様々ですが、今年は「VR Selects」というVR専用の枠も設けられており、インディ分野でもVRが盛り上がっていることが伺えます。

今年のIndieCadeで展示されるVRゲームのラインナップをご紹介しましょう。

About Aboard the Lookinglass

Oculus Riftと手を認識するLEAP MOTIONを使ったアドベンチャー・ゲーム。手そのものに能力が有り、手を通してのみ他の時間軸を見ることができます。手を駆使して謎をといて進んでいくというゲームです。

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Darknet

VR専用のストラテジー・パズルゲーム。2013年から開発している老舗VRゲーム。Gear VRでは、Oculus Storeにて配信されています。ハッカーとなり、サイバースペースに潜り込んで、セキュリティの隙をついて、ウイルスをインストールしていきます。サイバースペースの表現が美しく、ハッキングを陣取りゲームの用に表現していてゲーム性もかなり高く仕上がっています。

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The Meadow

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VR向けの遊ぶことができるインスタレーションアート作品。カラフルで不思議な森で、プレイヤーは住人たちと出会います。動画がないのでどのような体験になるかは不明ですが、目線を使った移動などを取り入れているとのことです。

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Awkward Ellie

Oculus RiftとPlayStation Moveコントローラーを組み合わせ、プレイヤーは象のエリーになってお茶会を体験するゲーム。PS Moveコントローラーを鼻に見立て、飲み物を飲んだり…うっかりテーブルの上の物を壊したり。動物になる体験というのは珍しく、ぜひ試してみたいですね。

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Classroom Aquatic

かわいらしいイルカの絵に騙されてはいけない”VRカンニング・ゲーム”。ここは海の中の教室。イルカたちはテストを受けています。プレイヤーはその中の1匹となりテストに答えましょう。問題を真面目に解く必要はなく、色々なことをして先生の目を盗んでカンニングをすればいいのです、というかなりふざけた内容ですが、面白そうですね。現在開発中。

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ElemenTerrac

南カリフォルニア大学の学生チームが制作中の作品。VRで世界を創造していくゲームです。どういう世界を作るかによって展開が変わっていき…。手の動きを認識するコントローラーで操作をするゲームなので、Ocuus Touchに対応するとさらに劇的に進化しそうな将来性を感じます。

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Fathoms Below

Oculus Rift、Gear VR対応ゲーム。人魚になって、美しい人魚と一緒に海の中を泳いでいきます。頭を動かすことで泳ぐ動きを再現しています。海の中の雰囲気がよく再現されていますね。

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Goliath

Oculus Riftを使った5人対戦FPS。Oculus Riftを装着したプレイヤーは強力な装備を使えるロボットのパイロットとなります。他の4人のプレイヤーはモニターを見ながらチームを組んでロボットのプレイヤーをかいくぐって「旗」を自分たちの陣地まで持って帰らなければなりません。PlayStation VR向けPlayroom VRにもこうしたVRのプレイヤーとそうではないプレイヤーが同時に対戦するゲームがありましたが、大人数でワイワイ楽しめるVRゲームは今後も増えそうです。

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I Expect You Die

海外で高い評価を得ているVR脱出ゲーム。プレイヤーは敵の施設から逃げ出すエージェントとなり、施設から脱出しなければいけません。そのために車にある色々な仕掛けを解かなければいけないのですが…。脱出ゲームの醍醐味である「色々なところを調べて試しまくる」「必至に謎をとかなければいけない」といった要素が見事にVRに適用されています。Oculus Connects 2ではOculus Touchに対応したバージョンが展示されていました。

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Job Simulator

ロボットがすべての仕事をするようになった遠い将来に、人間がお仕事を体験してみようというコンセプトで作られているVRゲーム。Oculus Rift、HTC Vive向けに開発中。おふざけ要素満点です。くわしい解説記事はゲーム・ライター佐藤カフジ氏の以下の記事が参考になります。

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「Job Simulator」に見るサードパーティの超現実主義VRゲームデザイン術
(Game Watch)

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Keep Talking and Nobody Explodes

Gear VR向け、Oculus Rift向けに販売されている爆弾解除ゲーム。VRで体験しているプレイヤーは爆弾を処理しなければならず、状況を説明します。ヘッドセットをつけていない他のプレイヤーは設計図を見ながら、どういう風に爆弾を解除すればいいか、複雑な解説書を読みながら案内していきます…。既に販売されているゲームということもあり、完成度は非常に高く、こちらも複数人でワイワイ楽しめるゲームに仕上がっています。

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XING: The Land Beyond

Oculus Riftにも対応している一人称視点パズルアドベンチャー。目線や雪、雨といった環境そのものを使ってパズルを解いていくということで非常に雰囲気が重視されたゲームになっています。美しく描画されたグラフィック、日本的な風景もあるのが気になりますね。

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Anamorphic Agency

寝ている時に目が覚め、身動きが取れない”金縛り”を再現し、その対処法を体験するVRコンテンツです。

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Hotaru

ニューヨーク在住のゲームデザイナーアーティスト阿部香穂さんの作品。ヘッドセットは使いませんが、腕と胴体に専用のコスチュームを装着して2人でプレイします。1人のプレイヤーが光の力をバックパックに貯めた後に、手を繋いでもう一人のプレイヤーに送り、その力を使ってゲームを進めていきます。ロールプレイング性が高い協力ゲームですね。

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Sneak N’ Peek

https://www.youtube.com/watch?v=hl8ulsG9U40

スマホ用のVRデバイスGoogle Cardboardを使った”かくれんぼ”のようなゲーム。鬼のプレイヤーは逃げているプレイヤーの視点から見える状況をプレイヤーがどこにいるのか探します。

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