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VR体験施設 2021.04.24

新型コロナ対策を組み込んだVR体験“コンテナ”、今年夏から予約受け付けスタート

体験型VR施設を手掛けるカナダの Immersive Techは、新型コロナウイルス対策を施したコンテナ型の“施設ソリューション”「UNCONTAINED」を発表しました。予約受付は2021年8月から開始予定。プレイヤーは最大6人で内部に入り、VRコンテンツを楽しむことができます。

「UNCONTAINED」は5D体験を謳うコンテンツ。VRと実世界の双方にインタラクティブ要素が存在。プレイヤーたちは宇宙ステーションのメンバーとして、ボタンやレバーを操作し、侵略者から施設を守ります。コンテナには送風機やヒーター、香り発生器などが設置されており、状況に応じた演出が行われます。他プレイヤーと戦えるPvPモードを遊ぶことも可能。VRヘッドセットは、Oculus Quest(オキュラス クエスト)などを使用します。

「UNCONTAINED」のコンテナには空調システム(HVAC)が完備されており、内部は常に換気される仕組み。セッション中にプレイヤーが触れた箇所を消毒し、次の参加者が快適に利用、UV照射装置も導入されています。

徐々に動き出した状況

VR体験施設は、新型コロナウイルスの流行によって大きな打撃を受けました。しかし2021年4月現在、複数の企業が“再出発”の試みを始めています。香港のスタートアップSandbox VRは、2022年までに計15店舗のVR体験施設をオープンする計画を発表。ドイツのHologateは、新たな大型VR体験施設「Hologate World」を2021年9月に開店することを告知しています。

(参考)VRScout

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