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業界動向 2022.07.27

HTCとピクシブが業務提携。メタバース「VIVERSE」で「VRoid Studio」のアバターが使用可能に

7月25日、HTCはピクシブ株式会社との業務提携を発表しました。HTCが提供するメタバースプラットフォーム「VIVERSE」にて、ピクシブのアバター制作ツール「VRoid Studio」で作成したアバターを利用できるようになります。

HTCは、台湾を拠点とするスマートフォンや携帯情報端末メーカーです。PC接続型VRヘッドセット「VIVE Pro」シリーズをはじめとしたVRヘッドセットや、VRコンテンツプラットフォーム「VIVEPORT」などを展開するVR関連企業としても知られています。2022年には独自のメタバースプラットフォーム「VIVERSE」を発表しました。

ピクシブ株式会社は、イラスト投稿プラットフォーム「pixiv」運営のかたわら、2018年に3Dアバター制作ツール「VRoid Studio」をリリース。イラスト感覚で簡単にVRM形式の3Dモデルを制作でき、作成したモデルの権利は制作者に帰属するという特徴から、現在に至るまで愛用者の多い3Dアバター制作ツールとして普及しています。

今回の業務提携によって、「VIVERSE」と「VRoid Studio」のシステム連携により、「VRoid Studio」で制作したアバターが「VIVERSE」にて使用可能になるとのこと。今後は二社共同で、「VIVERSE」に適したアバターやアクセサリーの最適化処理や、より個性的かつ自由に遊べるアバターの新しい活用方法を開発する見通しです。

(参考)プレスリリース(HTC, ピクシブ


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