アップルのiOS 11に搭載されているAR機能「ARKit」は、現実にデジタルなモノや情報を重ねて表示できる技術です。
今回、iPhoneやiPadで楽しめるARKitを活用した道案内アプリ『HotStepper』が配信されました。
HotStepper from Nexus Studios on Vimeo.
道案内とはいうものの、本アプリについて公開されている動画を見てみると、ビキニ姿のおじさんが陽気なステップで踊っているだけのように見えます。これは一体どういうことなのか……さっそくアプリを体験してみました。
まず、アプリ起動時にカメラで地面を認識させます。自分の周囲の地面を認識し終わると、目の前におじさんが現れます。
次に目的地を設定を行います。今回、画面上のコンビニ「ファミリーマート」を選択しました。目的地を設定すると、画面上に青い線が表示され、おじさんの歩くルートが決まります。
「大丈夫?ついてきてる?」と言わんばかりに、時おり、振り返るおじさん
おじさんは一定の距離以上になると止まってくれます。これで車の通りがある道や、信号待ちなどでも急がずに目的地まで行くことができます。
曲がり角に差し掛かると、画面に矢印のアイコンが表示されます。
しばらく歩くと目的地のファミリーマートに着きました。そう、本アプリは目の前にビキニ姿のおじさんが現れ、目的地まで道案内してくれるものなのです!
『HotStepper』の使用感として、キャラクターが自分の周りにいてくれるので、一緒に目的地へ向かう感覚になりました。デジタル情報を可視化することで目的地まで楽しみながら向かえるARアプリでした。今後もこういったユニークなアイデアのARアプリが登場するのか楽しみですね。
『HotStepper』
ダウンロードはこちらより
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