9月初旬に、ソニー・インタラクティブエンタテインメント（SIE）による買収が発表されたゲームスタジオFiresprite Limitedが、人気アクションゲーム「ホライゾン ゼロ ドーン」シリーズ関係のVRゲームを開発している……そんな可能性が浮上しました。
Firesprite Limitedは、反重力レースゲーム「WipEout（ワイプアウト）」シリーズの開発で知られた「SCE Studio Liverpool（旧シグノシス）」の元開発者によって2012年に設立したスタジオ。これまでにSIEと共同でPlayStation 4（PS4）の「THE PLAYROOM（プレイルーム）」の開発を手掛けてきました（VR版も手掛けています）。
Firesprite Limitedによる新作VRゲーム開発のうわさは、ゲーム系のニュースサイトXbox Eraのポッドキャストで語られました。同サイトの共同創業者Nick Baker氏によれば、ソース元の人物からスタジオが「ホライゾンのVRゲームに携わっている」という情報を得たとのこと。Baker氏は、新作は他タイトルとは切り離されている模様と説明。ゲームの規模については教えてもらえなかったとしています。
「ホライゾン」シリーズは、2017年に1作目の「ホライゾン ゼロ ドーン」がリリースされました。文明が崩壊し、機械生命体が跋扈するようになった未来の地球を舞台に、主人公アーロイが冒険し、世界の謎を解き明かしていくという作品。2022年には、PlayStation 5とPlayStation 4向けに、続編「ホライゾン 禁じられた西部」が発売される予定です。
Baker氏は、これまでにも“確度”の高いリーク情報を報じてきたことで知られる人物。現時点では詳細は不明ですが、開発が進行中と仮定した場合、対応デバイスは、次世代VRシステム（※）の可能性が高いでしょう。情報は真実なのか。ソニーからの発表を期待して待ちたいところです。
（※：正式名称がPlayStation VR2になるかは未確定）
（参考）VRFocus
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