Meta社（旧フェイスブック）のメタバース「Horizon Worlds」に、専用のアセット（3Dモデル）ライブラリが追加されました。アセットには、通常のオブジェクトから本格的な環境までが含まれており、ワールド作成がより簡単に行えます。
「Horizon Worlds」はVRヘッドセットMeta Quest 2（旧Oculus Quest 2）を装着してバーチャル空間に入場できるサービス。アバターを使って、他の参加者とコミュニケーションをとったり、一緒にゲームを遊んだりできます。ユーザーがワールドを制作することも可能です。現段階では、アメリカとカナダでのみサービスが展開されていますが、夏ごろから提供地域が拡大される予定です（日本では現時点で未実装）。
2022年5月現在、アセットライブラリには100種類の3Dモデルが含まれます。アセットは自分のワールドに“ドラッグ＆ドロップ”するだけで展開可能。配置以外にも、分解して構造を学ぶといった使い方もできます。米メディアVRScoutによれば、アセットは開発チームと、コミュニティが製作したとのこと。
米メディアVRScoutは、「Horizon Worlds」のワールド制作は、専門の知識がなくても行える作りになっているものの、ある程度の“学習曲線”がインタラクティブ面にあると評しています。今回のアップデートで、ワールド制作の敷居が下がることが期待されます。
Meta社はアセットライブラリの追加について、以下のようにコメントしています。
経験豊富なクリエイターも、初めて作る人も、簡単にライブラリから自分のワールドにアイテムをドラッグ＆ドロップしたり、目的に合わせてカスタマイズできることを気に入っていただけると思います。利用者は、それらを使って遊び、どのように作られているかを確認し、より良いアイテムを作るために使用することもできます。
Meta社は、今後もアセットライブラリを拡充していく予定。追加アイテムについては、コミュニティに対して意見を募っており、フィードバックやリクエストは、公式フォーラムから行えます。
（参考）VRScout
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