2018年9月6日未明、北海道胆振地方を震源とするマグニチュード6.7の地震が発生してから1週間以上が経過しました。NHKはこの地震から1週間後の北海道の様子を、360度報道コーナーである「NHK VR」にて公開しています。
最大震度7の揺れを観測した厚真町がまず映し出されます。崩れた土砂は200mに及び、未だに広範囲に広がっています。土砂と隣り合わせで生活を続ける人たちがいることに、改めて気付かされます。
続けて、札幌市の繁華街であるすすきのの夜の姿が。現在も節電対策のため、ネオン街では一部の消灯が続けられています。街の一部分をそのまま見ただけではよく分かりませんが、上下前後左右に動かして確認すると、どの程度のネオンサインが消されているのか、実感することが出来ます。
NHKは震災から2日後の9月8日にも、液状化現象が発生した札幌市内の様子を同サイトで報道しました。物流も徐々に回復し、日常を取り戻している地域もありますが、改めて影響の大きさを感じさせる内容となっています。
(参考)NHK VR