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スマホVR 2018.07.09

国立天文台やJAXAのデータ使用、太陽を歩けるスマホVRアプリ無料配信

株式会社シーエスレポーターズは、太陽の表面を自由に動いて、太陽の構造を体験できるVRアプリ「太陽回遊VR」をスマートフォン向け配信を開始しました。iOSとAndroidの両方に対応しており、価格は無料となっています。

「太陽回遊VR」では、JAXA宇宙科学研究所と国立天文台による日本の太陽観測衛星「ひので」が撮影した実際のデータを一部使用しています。ユーザーは太陽の表面を歩き、大気や黒点を眺めたり、VR空間上で動画を視聴したりできます。

本アプリでは、太陽の表面に4つの動画を再生するためのカギが隠されています。これらのカギを見つけると、太陽の表面で爆発(フレア)が起きる様子や、「ひので」衛星の打ち上げの様子といった、太陽に関する全4種類の動画をVR上で視聴できるようになります。

アプリ内では、VRゴーグルを装着したまま首を振ることで、広いVR空間を自由に移動することができます。また、VRゴーグルを使用しない「単眼モード」に切り替えることで、13歳未満のユーザーも楽しむことができるようになっています。

今回配信されるアプリは、2017年度に東京・国立天文台三鷹キャンパスにて開催した「三鷹・星と宇宙の日」の体験会で実施されたアプリに機能を追加した新バージョンです。新機能として「大気切り替え」を搭載しており、温度の異なる様々な太陽大気の層の様子を見ることも可能となりました。

アプリの概要

アプリ名

太陽回遊VR

価格

無料

ダウンロード

iOS:ダウンロード
Android:ダウンロード

備考

・13歳未満は単眼モードでの体験

©国立天文台

(参考)国立天文台 プレスリリース


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