NVIDIAのクラウドゲーミングサービス「GeForce NOW」が、ソーシャルVR「VRChat」に対応しました。
「GeForce NOW」は、クラウドを活用することで、低スペックのPCやスマートフォンでもスペックが要求されるゲームが遊べるサービスです。有料プランは「Priority(月額1,790円)と「Ultimate(月額3,580円/現在は登録停止中)」の2種類。「Ultimate」に登録すると、ハイエンドGPU「GeForce RTX 4080」サーバーへの独占アクセス権や4K解像度でプレイする権利などが付与されます。
「GeForce NOW」に登録することで、PC版「VRChat」を他デバイスでもプレイ可能になります。「VRChat」の公式発表によると、Macやスマートフォン(Android/iPhone)、Chromebookなどで遊ぶことができるとのこと。
PC版「VRChat」では、幅広いワールド(PC専用ワールド含む)を訪れたり、アバターを“豪華”に改変して使用できる一方、快適にVRで遊ぶためには高いマシンスペックを要求されます。今回の「GeForce NOW」対応によって、より幅広いユーザー層が、気軽にPC版「VRChat」を遊べるようになることが期待できます。
「VRChat」は、米国のスタートアップVRChat Inc.の運営するメタバース(ソーシャルVR)サービスです。VRChat社は2016年創業。2024年にレイオフを行っていますが、サービスの展開を継続しています。個人クリエイターらが制作したバーチャルワールドが多数アップロードされており、ユーザーは自由にワールドを歩き回ったり、他のユーザーとコミュニケーションしたりできます。
(参考)NVIDIA