11月5日、VRChatが開発者向けアップデート情報を公開しました。バージョン2026.4.2に向けた変更点が中心です。
ユーザーへの影響が大きいのはパブリックインスタンスの扱いです。2026.4.2のオープンベータからは、インスタンスを作成したユーザーがオーナーになります。これまでは、ワールド作者か運営スタッフがいない限り、モデレーションの担い手が不在でした。今回の変更で、オーナーとなったユーザーが他ユーザーへの警告やマイクのミュート、キックを行えるようになります。コンテンツ設定の変更やインスタンスの閉鎖も権限に含まれます。
クイックメニューにも一部変更が行われます。「Here」ページでは、フレンド申請やインスタンス操作といった、その場で使う機能に広いスペースが割かれました。ユーザー一覧も上部へ移動します。ユーザーを選んだ際のクイックプロフィールも整理され、主要な操作に手が届きやすくなりました。
これらはUI全体のデザイン更新の一環で、作業は段階的に進みます。デフォルトのカラーテーマは変わるものの、従来のTealテーマへ戻す選択肢も用意されます。この切り替えにVRC+への加入は必要ありません。
デスクトップ環境向けの機能追加も発表されました。マウスの中ボタンを押しながら左右へドラッグすると、アバターの腕を直接動かせます。上方向へドラッグすれば両腕が同時に動きます。
クリエイター向けでは、Unity 6に対応したSDKのオープンベータ公開が近いと案内されました。移行を補助するウィザードもあわせて提供されます。そのほか、AndroidビルドからiOS向けビルドを自動生成するトランスパイル機能も導入予定です。Udonには、インスタンスのグループ情報やお気に入り登録状況を取得するメソッドが加わります。(※SDKとは、開発に必要なツールをまとめたものです)
次回の開発者アップデートは11月19日に公開されます。
参考
https://ask.vrchat.com/t/developer-update-5-november-2026/49298






