今回紹介するのは忍者になってフルーツを斬りまくる爽快アクションゲーム『Fruit Ninja VR』です。もともと『Fruit Ninja』世界的に大ヒットとなったスマホゲームで、プレイヤーに向かって次々と飛んでくる果物を画面を指でこすり、刀でカットしていくというもの。VR版である『Fruit Ninja VR』は、飛んで来るフルーツを二刀流で切り落としていき、コンボを繋げてスコアを伸ばしていくゲームに進化しています。
バリエーション豊かなモード
プレイヤーは「ARCADE MODE」「CLASSIC」「ZEN MODE」「SURVIVAL」から選択してゲームを開始します。「ARCADE MODE」は60秒の制限時間内でどれだけスコアを伸ばせるか競うモード。「CLASSIC」は爆弾を切らないようにフルーツだけうまく切っていくモード。「ZEN MODE」は90秒以内でひたすらフルーツを切りまくるモードで、爆弾などの要素はなくなっています。「SURVIVAL」はロボットから打ち出されるフルーツを一つも落とさずに切り落とすモードです。
容赦なく果物を切る!
ゲームが始まると目の前に容赦なくフルーツが飛んできます。とても美味しそうなのですがここは心を鬼にして斬りましょう。VRなので食べ物を粗末にしても怒られないので安心してください。
まれに凍ったフルーツが飛んでくることがありますが、切るとフルーツの動きが遅くなって切りやすくなります。背景にも雪が降り涼しさを感じられます。
フルーツ以外にも爆弾が飛んでくることがあります。爆弾を切ってしまうとペナルティが課され、モードによっては即ゲームオーバーとなってしまうこともあるため切らないように気を付けましょう。
爆弾は、刀でゆっくりと触れることで取り除けます。フルーツに爆弾が混ざって斬りにくい場合は、まず爆弾をどけることも手です。
一回の斬撃でフルーツをいくつも切るとコンボがつながり、ボーナス点が加算されます。片方の刀で切らなければいけないので、夢中で両手の刀を振り回していると中々コンボはつながらないので落ち着いて切りましょう。
ちょっとしたストレス発散に最適
総評としては、ストレス発散には最適な爽快ゲームです。操作性が分かりやすいだけでなく、斬るといった操作が気持ちよくできるようになっています。まるで斬ったときのフルーツの感触が伝わってくるような感覚があり、コンボが繋がった時のエフェクトなどもこだわっていて迫力を感じます。
一方で、現在はアーリーアクセスのゲームということもあり、ゲームモードは4つだけで、いずれも数分で終わってしまうモードとなっています。そのため、全体のボリュームは少なめ。
毎日プレイするゲームというよりはたまにストレス発散のためにプレイするといった感じの強いゲームでした。操作感は刀そのものであるため、気分はまさしくニンジャになることができます。
今後はアップデートで刀やコスチュームが選べるようになり、バトルモードも搭載される予定です。
<ソフトウェア情報>
「Fruit Ninja VR」
【メーカー】Halfbrick Studios Pty Ltd
【開発者】Halfbrick Studios Pty Ltd
【対応ハードウェア】HTC Vive
【価格】1480円
【操作】Viveコントローラー
【リリース日】2016年 7月 7日
【言語】英語
<Mogura VR的評価>
【オススメ度】★★★☆☆(現在はステージ数が少なく、ボリュームは少ない)
【快適さ】★★★★★
【操作性】★★★★★
★今回のレビューに使用したPC
G-Tune LITTLEGEAR i310PA4-SP3-VRF GTX1080搭載モデル
■OS : Windows 10 Home 64ビット
■CPU : インテル® Core™ i7-6700K プロセッサー
(4コア/4.00GHz/TB時最大4.20GHz/8MB スマートキャッシュ/HT対応)
■グラフィックス : GeForce® GTX 1080(8GB)
■メモリ : 16GB PC3-12800 (8GB×2/デュアルチャネル)
■SSD : 240GB Serial ATAIII
■チップセット : インテル® H110 Express
■電源 : 500W 【80PLUS® SILVER】
■外部インターフェイス : USB 3.0(Type-A)×2[前面]
DisplayPort×3,DVI×1,USB 3.0(Type-A)×2,USB 2.0(Type-A)×2[後面]