7月31日(金)、VRフィットネスゲーム「BoxVR」のOculus Quest版に大規模な変更を実施する無料アップデートの配信が開始されました。これに合わせてゲーム名も「FitXR」へと改題されています。
「BoxVR」改め「FitXR」は、遠くから飛んでくる球体をジャブ、フック、アッパーでテンポよく殴っていくボクシング・エクササイズを題材にしたVRフィットネスゲーム。Steam、Oculus Store(Rift)、ViveportにてPC向けVR版が販売中です。また、PlayStation StoreではPlayStation VR(PSVR)版も販売中。Oculus Quest版はそれらの後にリリースされました。
基本的な内容は旧BoxVRと共通ですが、グラフィック全般が大きく一新。パンチを決めた際に火花が飛び散るなど、演出面の強化が図られています。
また、グループワークアウトの概念が取り入れられ、プレイ中には他のプレイヤーのアバターが表示され、一緒に運動する形になりました。さらにインストラクターによるアドバイスも挟まるようになり、上手くプレイできた時には褒めてくれるようです。スコア表示も「BoxVR」とは違う形式になっていたり、パンチの強さを可視化するゲージが表示されるなど、画面情報周りにおいても細かな変更が施されている模様です。
本作を開発したFitXR(スタジオ名)いわく、今回の大型アップデートは各家庭に「バーチャルフィットネススタジオ」を届けることを目的にしているとのこと。また、今回の実施に合わせて新たな楽曲を追加する新しい有料ダウンロードコンテンツもリリースされています。
なお、先述の通り、このアップデートはOculus Quest版のみ対象で、他のPCVR、PSVR版は対象外となります。ダウンロードコンテンツもQuest、Rift共に個別の扱いになっているため、購入時はご注意ください。