パソコンのWebカメラで3Dキャラクターを操作できるソフト「FaceRig」のサポートの終了日が、2021年12月31日までと発表されました。合わせて、次世代版「Animaze by FaceRig」の料金プランが公開されています。
FaceRigは、これまでAnimazeの発売と共に販売の中止とサポートの終了が告知されていました。今回の発表では、FaceRigのサポートの終了日を2021年12月31日まで延期。さらに、ベースのFaceRigソフトウェアとすべてのダウンロードコンテンツを大幅に割引した最終セールがSteamで後日行われます。
FaceRigのサポート終了日までは、Windows Updateなどの外部要因によって大部分のユーザーがFaceRigを使用できなくなった場合、問題を修正する「重要な製品サポート」を継続して実施。またカスタマーサポートに関しては、通常チャネル(Eメール、Discord、Twitter)を介して引き続き問い合わせることができます。
Animazeは無料でも利用可能に! リリース前に新機能も追加
「Animaze by FaceRig」では、無料版と2つのサブスクリプションプランを用意。無料版では、バーチャルWEBカメラを使用して一度に最大90分間のライブストリーミングやビデオチャットができます。
年間19.99ドルのベーシックプランでは、バーチャルWEBカメラの使用が無制限となり、60FPSでのストリーミングや動画のエクスポートなどさまざまな機能に対応。チャンネルから月額500ドル以上を稼いでいる個人ストリーマーや個人コンテンツクリエーターの場合、年間99.99ドルのVIPサブスクリプションへの登録が必要です。
なお、すでにFaceRigを所有している場合、Animazeのサブスクリプションが自動的に大幅に割引されるとのこと。また、Animaze用に変換されたFaceRigアバターが無料で利用可能です。
またクローズドベータのフィードバックを反映し、リリース前に新機能を追加。小道具を移動・回転することで、アバターにぴったりフィットできるようになります。また、Cubism 3.0以降で作成されたLive2Dアバター(FaceRigで使用したアバターを含む)を、エディターを使用せずにAnimazeに直接インポート可能に。体験品質も向上し、具現化・較正・追跡が改善されたとのこと。