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Meta Quest 2021.03.21

「VRゲームはAAA規模に達する」フェイスブック幹部がコメント

ゲーム関連の開発者会議、Game Developers Conference(GDC)のパネルで、フェイスブックのゲーム部門VPであるジェイソン・ルービン氏とXRコンテンツ部門VPのマイク・ヴェルデュー氏は、Oculus Quest(オキュラス クエスト)に関する展望を語りました。

ジェイソン・ルービン氏は、吸収合併前の旧Oculusでコンテンツ部門のトップだった人物。両氏は、Questは、持続可能なデベロッパーエコシステムの構築をほぼ完了したと説明。データから、VRゲームが“AAA”規模に達すると解説しています。

今回のパネルは米メディアVentureBeatの記者、ディーン・タカハシ氏がモデレーターを務める形で実施されました。ディスカッションでは、Questに関する新たな情報は明かされませんでしたが、両氏はQuest向けのVRタイトルのうち、60作品以上が100万ドル(約1億円)に達したことなどに言及。最終的にAAA規模のVR体験をサポートできるスケールに達すると語っています。

初VRのユーザーが多数

Verdu氏によればQuestの購入者は、既存のVRデバイスのユーザーではなく、新規にVRヘッドセットを手に取った人が大多数を占めるとのこと。同氏はまた、Quest向けVRタイトルを対象にした審査規定が機能していると評価。その結果として、これまでOculus製品と比較して、Questユーザーは、より多くのVRアプリを購入していると評しています。

Verdu氏は、Questユーザーが好むアプリについても言及。多くプレイされているタイトルは、ソーシャル系とマルチプレイヤー(要素がある)作品とコメントしています。この傾向は、「ユーザーたちが他者と一緒にゲームを楽しみ、体験を共有したがっていることが要因のひとつである」と分析しています。

(参考)Road to VR

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