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業界動向 2020.05.13

発達障害支援のVRプログラム、施設への導入加速を目指す

VR教育ソリューションを提供する株式会社ジョリーグッドは、株式会社ネットアーツと業務提携したことを発表しました。ジョリーグッドが提供する発達障害支援VRプログラム「emou(エモウ)」が、ネットアーツが提供する障害支援施設の療育に特化した施設運営システム「HUG(ハグ)」と連携します。

「emou」は、学校生活や職場などの日常生活の中で必要となるソーシャルスキルを、VR内で体験トレーニングできる発達障害支援プログラムです。学齢期向けコンテンツと就労移行期向けコンテンツの2種類があります。

一方「HUG」は1,000以上の支援施設に導入されており、現在約2万人の利用者の支援計画や療育に役立つ情報などのデータを所有しています。emouでは、この支援計画データを抽出・解析し、支援施設の利用者一人ひとりの課題解決を目指し、新たなソーシャルスキルトレーニングVRコンテンツを開発していきます。

ジョリーグッドは、「今後はemouでの療育の履歴を、HUGで作成した個別支援契約とも連携させることで、利用者本人と支援者だけではなく、保護者との共有もスムーズに行なっていきます」とコメントしています。

初回導入キャンペーンを実施

今回のemouとHUGの連携を記念し、初回導入キャンペーンが実施されます。すでにHUGを導入している施設、およびこれからHUGを導入する施設に限り、emouの初期アカウント設定費が無料に。加えて、VRゴーグルが1台プレゼントされます。申込み期間は6月30日まで。キャンペーンの申し込みや問い合わせはこちらです。

(参考)株式会社ジョリーグッド プレスリリース


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