バーチャルYouTuber(VTuber)の「ミライアカリ」を手がけるエイレーンは、2018年7月31日に新たなVTuberが始動することを告知しました。ツイートされた画像では日本時間とアメリカの中部夏時間が併記されており、動画の公開時刻を表しているものと推測されます。
新Vチューバー、31日に始動します
A new Virtual YouTuber will begin on July 31https://t.co/Qp7M6jmCdi https://t.co/c3FC7rcgc8 pic.twitter.com/Ou7wVFIYIv— エイレーン (Eilene) (@BitYoutube) 2018年7月29日
エイレーンは2017年12月にも「ヨメミ」プロジェクトを発表しています。ヨメミはYouTubeチャンネル「萌実 & ヨメミ – Eilene」にて動画投稿を行うバーチャル彼女YouTuber。チャンネル登録者数は23.8万人、Twitterフォロワー数は6.9万人です。
謎の新VTuberは「完全○○特化型」? 画像やツイートから読み解く
エイレーンは今年6月20日にも“日本初”を関するVTuberの始動を発表しています。今回のツイートと6月20日の告知に使用されている画像のシルエットがほぼ同一であることから、活動を開始するVTuberは1名と推定されます。
前回の発表はシルエットと「日本初」が大きくフィーチャーされており、画像では「日本初」の後はグリッチで読むことができず、一部の文字列は「完全」「(特)化型」とも推測できるものの、詳細は不明でした。
しかし今回新たな画像が公開されたことにより、どうやらその正体もある程度推測がつきそうです。背後にある文字列からは「完」と「語」の2文字を読み取ることができ、「語」の左側には横棒が一本突き出している文字が配置されているようです。さらに日本時間と米国時間が併記されていることや、ツイートでも日本語と英語を併用していることから、新VTuberは(あくまで推測にすぎませんが)「完全英語特化型VTuber」ではないかと想定されます。
これまでにも中京テレビ等が英語圏向けのバイリンガルYouTuberの配信を開始、トップVTuberであるキズナアイが訪日促進大使に就任、また大手VTuberである輝夜月の海外イベント出演など、VTuberの展開は海外(とりわけ英語圏)へ向かいつつあります。このような傾向を鑑みると、エイレーンの新VTuberが海外向けに活動を開始するのは、不自然ではないと考えられます。