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VR体験施設 2018.11.30

友達とVRの世界を歩いて探索 注目のスタートアップが新たに4施設オープン

映画館などでの施設向けVR体験を開発するDreamscape Immersiveが、米国内に新たにVR施設をオープンすることを発表しました。同社はすでにロサンゼルスにフラッグシップ店舗を展開していますが、今回の発表では、テキサス州ダラス/フォートワースエリア、ニューヨーク州ニューヨーク/ニュージャージーエリア、オハイオ州コロンブスに計4施設を追加します。

ストーリーメインのVR体験

ロサンゼルスのウェストフィールド・センチュリー・シティーにあるDreamscape ImmersiveのVR施設は常設となり、現在3種類のマルチプレイ対応のVR体験を楽しむことができます。

現在体験可能なVRコンテンツは、銀河の向こうにあり、絶滅の危機に瀕したエイリアンが保護されている動物園での未知なる体験ができる「Alien Zoo」、息をのむような水中世界の中で赤ちゃんクジラを救出する「The Blu:Deep Rescue」、ユーザーが映画の一部となって謎を解き明かすアドベンチャー「Lavan’s Magic Projector: The Lost Pearl」の3作品です。それぞれ料金は1人20ドルで、25分間のVR体験ができます。

注目のVRスタートアップ

Dreamscape Immersiveは、今後マルチプレイ対応VRアドベンチャーを5種類に増やすことを発表しました。同社の共同会長であるウォルター・パーク氏は、プレスリリースで次のようにコメントしています。

Dreamscapeは、テーマパークのジェットコースターのような、体の中からワクワクするような興奮と、シネマのもつ感情を動かす力やその規模を統合していきます。全てを合わせることで、ユーザーがストーリーの一部となるような体験を可能にする新しいVRテクノロジーが完成します。

Dreamscapeは、2017年9月にシリーズBの資金調達で3,000万ドル(約34億円)に達したことを発表しました。米大手シネマチェーンのAMCと提携し、スティーブン・スピルバーグ氏や21世紀Fox、IMAX、ワーナー・ブラザーズらが投資する期待のスタートアップとして注目されています。2018年9月には幹部役員に新たに2名が就任し、本格的な世界展開を進めています。

(参考)Road to VRUploadVR

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