アメリカのロサンゼルスとニューヨークでアート作品とARを楽しめるプレイグラウンド「Dreamground」が発表されました。エリア内にあるアートにスマホをかざすと、ARでもさまざまなAR演出が表示され、鑑賞したり写真を撮ったりできます。
さらに来場者はスマホアプリで設置されている作品にARを描き足したり、リアルタイムで他の来場者とコラボしたりもできるそうです。描かれたARアートは24時間残り、他の来場者が体験できるようになっています。体験するには専用アプリが必要で、iOSとAndroidどちらにも対応しています。
それぞれの会場には「Crystal Galaxy」「Fluttering Forest」「Bubbloonland」といった”別ワールド”に行ける、デジタルポータルが設置されています。この企画を運営しているサムスン電子によれば、これらを利用できるのは、5G対応の「Galaxy」シリーズに限定されるとのこと。
サムスン電子は公式リリースの中で「幅広く深い製品とサービスを連携させて機能させることで、今回のような体験が可能になり、人と人とのつながりの魔法をもたらすような多くのことが可能になります」とコメントしており、ARを楽しめるプレイグラウンドをきっかけに自社商品のPRを展開していくようです。
今回のケースと類似した試みは日本でも行われており、2020年11月以降から、NTTドコモと小田急電鉄が新宿駅周辺エリアを活用したARアート展示会やゲームイベントなどを実施しています。こうしたAR活用の試みは世界各地でますます広がっていくかもしれません。
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