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ゲーム・アプリ 2021.03.28

動物たちが学校の謎に立ち向かう、元Oculus・ピクサースタッフによるVRアドベンチャー

元Oculusや元ピクサーのスタッフが在籍するスタートアップ、Adventure Labが手掛けたVRゲーム「Dr. Crumb’s School for Disobedient Pets」が公開されています。対応VRヘッドセットはOculus Quest(オキュラス クエスト)。Oculus Rift SやHTC VIVEなど、PC向けVRデバイスにもベータ版として対応しています。

最大8人でプレイ可能、非ストア購入な点に注意

「Dr. Crumb’s School for Disobedient Pets」は、最大8人で楽しめる作品。プレイヤーは、VRを活用して様々な謎を解決する地下グループVirtual Investigations Agency (V.I.A.)の新人として、Dr. Crumbと彼の不従順なペット向けの学校の謎に向き合います。

本タイトルのプレイ時間は45分~60分。ストアでの購入ではなく、Adventure Labの公式サイトから予約と支払いを行うことで体験できます。ソーシャルプレイやグラフィックアート、ストーリー、そしてテクノロジーが軸になっている作品とのこと。

さらに「Dr. Crumb’s School for Disobedient Pets」は、将来的には最大20人のアバターに対応する予定。Adventure Labはこのアップデートで、十分な数のアクターを(VR内で)プレイヤーと同時に表示可能になると構想しています。

実力派メンバーが制作に携わる

Adventure Labは2019年に創業。サンフランシスコに拠点を構えており、ベンチャーキャピタルのBoost VCから後援(pre-seed financing)を受けています。CEOのMax Planck氏は、ピクサーで約10年間、テクニカルディレクターとして勤務した人物。「カーズ」や「WALL-E」「アーロと少年」といった作品に携わってきました。同氏はその後2014年、Oculus Story Studioを共同設立。「Lost, Henry」「Dear Angelica」などのVRタイトルをプロデューサーした経歴の持ち主です。

COOのKim Adams氏もOculus Story Studioに参加していた人物。エミー賞を獲得した「Wolves in the Walls 」に携わったほか、フェイスブックでは「Portal」のARコンテンツ「Story Time」の開発チームを率いていました。

(参考)Forbes


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