デスクトップ上に3Dモデルのマスコットを表示させられるSteam向けアプリ「Desktop Mate(デスクトップメイト)」。初音ミク、ずんだもんといった人気キャラクターを登場させるDLCがリリースされたことで興味を持った方もいるはず。
今回先行レビューとして実際に使ってみて気がついたことを紹介しておきます。
Desktop Mateとは?
Desktop Mateは、公式では『あなたのPCデスクトップに、かわいいキャラクターたちが寄り添う次世代のデスクトップマスコットプラットフォーム』と紹介されています。Steamではライブ壁紙を設定できるアプリが人気ですが、こちらはキャラクターを表示させることに特化しており、文字通りデスクトップに動くマスコットを添えて彩らせるのが目的のアプリとなっています。
無料版では配信元のインフィニットループのキャラクター「あいえるたん」を利用可能。さらに有料コンテンツとして、「初音ミク(2,200円)」、『雪ミク「SNOW MIKU 2025 Ver.」(2,200円)』が配信されています。そして今回新たに配信された「ずんだもん(2,200円)」は、YouTubeやニコニコ動画でおなじみの坂本アヒルさんが手掛けた立ち絵イラストを元にしており、よく見慣れた姿のままデスクトップに現れてくれます。
実際に使ってみた
まずは試しに「あいえるたん」を配置しました。カーソルを持ってきて左クリックで掴むことができ、デスクトップのさまざまな場所に持っていくことが可能です。サイズはマウススクロールで変えられます。
タスクバーの上やウィンドウの上に乗っけてみました。枠に腰掛けたり寝転んだりする姿がキュート。クリックすると驚いたり、掴むと宙ぶらりんになったりと反応もさまざまで、ちょっかいを出すのが楽しくなります。
それでは、今回の目玉「ずんだもん」を試してみます。キャラを右クリックし、「キャラクター変更」から変えられます。ずんだもんから新たにボイスが採用されており、一発目から「ずんだもんなのだ」と喋ってくれました。
3DCGになったずんだもんですが、坂本アヒルさんのずんだもんのイラストがうまく落とし込まれています。放っておいても、ゆらゆらといろんなポージングをしており、忙しないずんだもんのイメージそのままです。
ボイスに関しては常に喋っているわけでなく、クリックしたり掴んだりこちらからちょっかいを出すと声を出します。クリックすると「なにするのだ!」「びっくりなのだ!」と反応を返すのでいじり倒したくなります。カーソルの動きに視点を合わせてくれるので、ただの置物ではなく、実際そこにいる感じがするのも良いところです。
また、画面サイドに持っていくと、ひょこっと顔を出すように配置されます。しばらくすると隠れますが、カーソルを近づけるとまた顔を出してくれました。
デスクトップだけでなく、ブラウジングや動画視聴中も配置可能。一応ゲーム起動中でも置き続けることはできますが、使用している間は本アプリにCPUを少々割り当てることになるので、重いゲームのときは素直に終了する方が良いかもしれません。
アプリの機能としてアラームも用意されています。シンプルな内容で、設定した時間をお知らせしてくれるというもの。ただしアラームの時間にはずんだもんが喋りながらでかでかと表示されるので、画面を見ている限り絶対予定を忘れることはないでしょう。
可愛いずんだもんをいつでもそばに置けると言うだけで魅力的な今回のDLC。Desktop Mate自体も今後「キャラクターたちとの新しい触れ合い方や、便利な機能の追加」が予定されています。ボイスのないあいえるたんはやや淡白な印象もありましたが、現時点で喋らないキャラクターにもボイスの追加搭載が検討されているそうです。また、春・夏には未公開のキャラクターが複数追加予定とのこと。
もし好きなキャラクターが居るなら、ぜひダウンロードしてみるのはいかがでしょうか?
Steamの配信先はこちら(アプリは無料、有料DLCでキャラを追加)。
https://store.steampowered.com/app/3301060/Desktop_Mate/
(参考)公式提供アプリ