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ゲーム・アプリ 2020.04.23

VR“鉄道”ゲーム「Derail Valley」が大幅アップデート

SteamOculus Storeで早期アクセス版が配信中のVR対応トレインシミュレーター「Derail Valley」。その大型アップデートが5月21日に実施されると、開発元のAltfutureより発表されました。告知トレイラーも公開されています。

「Overhauled」と名付けられたこのアップデートでは、パフォーマンスの大幅な最適化のほか、プレイ時間にして50時間を超過する新たなコンテンツの追加、そしてVRモードのコントロール全般の刷新が行われるとのこと。各種の詳細に関してはAltfutureいわく、リリースに向けて順次、解説動画を公開していくようです。アップデートは無料で提供されます。

当初は2019年内のリリースを目標に進められていましたが、諸事情で制作時間が必要になったため、2020年に延期。既に残るはバグ取りのみという所まで出来上がっているようですが、長い開発期間と新型コロナウィルスの件などの事情から休養を取る関係で、3週間後の5月に延ばす判断を下したことがSteamコミュニティに綴られています。

「Derail Valley」はAltfutureが2017年から制作を続けている電車の操縦体験が楽しめるシミュレーションゲームで、当時から評判だったリアルさを突き詰めたパワーアップ版。2019年1月19日にPCVR向けにリリースされました。

プレイヤーは電車を操縦し、貨物を目的地へと運送する業務に従事します。最大の特徴は、やり込めばやり込むほど、できることが増えていくゲームデザイン。途中で故障することなく目的地に荷物を運送するとゲーム内通貨が手に入り、新たな車両を買ったり、修理したりすることができるようになります。合わせて目的地とミッションも増加。より色んな場所へと電車と共に向かえるようになります。

ただし、「Derail」……「脱線する」の意味が示す通り、調子に乗って速度を上げ過ぎれば電車が脱線。大爆発が起きると言った大惨事を招くことになるため、慎重な操縦が求められます。また操縦できる車両も、伝統的な蒸気機関車からニッチな入替機関車まで幅広くフォロー。フィールドも地理範囲にして約256平方キロメートルと、圧倒的な広さを誇ります。

冒頭の通り、本作はSteam、Oculus Storeで配信中。価格はSteamが税込2,050円、Oculus Storeが税込1,990円。対応ヘッドセットはValve Index、HTC Vive、Oculus Rift、Windows Mixed Realityとなります(言語サポートは英語のみ)。鉄道好きであれば要チェックの1本です。

(参考)UploadVRSteamコミュニティ


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