グーグルは公式ブログにて、高品質なスマホVRプラットフォームDaydreamに対応するスマートフォンを発表しました。
Daydreamは、Android7.0以上をインストールした対応スマートフォンと対応ヘッドセット「Daydream View」を組み合わせることでVRを体験できます。
対応スマートフォン(Daydreamレディ)はこれまで、グーグルの「Pixel」、モトローラの「Moto Z」が発表されていました。
今回さらに3社の4機種が対応したことになります。
対応が発表されたのはファーウェイの「Mate 9 Pro」と「ポルシェデザインMate 9」、ASUSの「ZenFone AR」、ZTEの「AXON 7」です。
ZTE Axon 7
ZTEのAxon 7は、パワフルで高性能ながら低価格を実現しています。hi-fiオーディオ、5.5インチのWQHD AMOLED ディスプレイ、クァルコムのSnapdragono 820プロセッサを搭載しています。既に発売されており、Android7.0へのアップデートによりDaydreamに対応します。
ASUS ZenFone AR
ASUSのZenFoneシリーズの新型ZenFone ARは、VRとARを1つの機種で体験できる点が最大の特徴です。5.7インチのWQHD AMOLED ディスプレイ、クァルコムのSnapdragono 821プロセッサを搭載しています。
DaydreamとグーグルのAR技術Tangoに対応しており、VR/ARを体験できることができます。
関連:ASUS、VR/AR両対応で薄くて軽い新型スマホ「ZenFone AR」を発表 TangoとDaydreamに対応
ファーウェイ Mate 9 Pro / ポルシェデザインMate 9
ファーウェイのMate 9 ProとポルシェデザインMate 9はWQHDディスプレイ、ハイシリコンのKirin960プロセッサを搭載しています。
ファーウェイはスマートフォンだけでなく、対応VRヘッドセット「Huawei VRヘッドセット」を開発し、合わせて発表しています。
このヘッドセットは視力に合わせてピント調整が可能です。視野角は95度と広くなっており、消費者にとってはDaydream Viewだけでない2つ目のヘッドセットの選択肢が生まれたことになります。
(参考)
グーグル公式ブログ
https://blog.google/products/google-vr/welcoming-more-devices-daydream-ready-family/