2017年末からその勢いが留まるところを知らないバーチャルYouTuber(バーチャルユーチューバー・VTuber)。個人やプロダクションベースでのVTuberだけではなく、サントリーやロート製薬などの大手企業に加え、地方自治体によるVTuberなどが誕生しています。
8月27日、小学館の発行する月刊漫画雑誌の大手、「コロコロコミック」で連載中の大人気ギャグマンガ「なんと! でんぢゃらすじーさん」の「じーさん」がVTuberとしてデビューしました。2Dのアニメイラストではなく、3DCGでの登場です。
じーさん、Youtuberデビュー! その名もなんと「Gtuber(ジーチューバー )」!? https://t.co/sqTzAc0JiI #コロコロオンライン #コロコロ
— コロコロコミック【公式】 (@corocoro_tw) 2018年8月27日
「なんと! でんぢゃらすじーさん」は、曽山一寿氏が月刊コロコロコミックで連載するギャグ漫画作品です。2001年からスタートし、タイトルを変えつつ今に至るまで連載が続けられています。シュールかつブラックジョークに溢れた漫画として、同誌の中でも高い人気を維持しています。
動画では登場人物の「じーさん」が3DCGのVTuberとなり、「孫」といつものギャグにあふれた掛け合いを見せています。ラストは「土下座」で締め。コロコロコミックの公式YouTubeチャンネル「コロコロチャンネル」および「おはスタ」によるYouTuber募集企画「おはころチューバー」への応募を狙っているようですが、その道のりはまだまだ遠そうです。
また、続けて公開される第2話に原作者である曽山一寿氏も登場する予定とのこと。今コロコロコミックを読み続けている方はもちろん、かつて読んでいた方も懐かしみつつ、一度視聴してみてはいかがでしょうか。
バーチャルキャストが技術協力
この動画では株式会社ドワンゴと株式会社インフィニットループによる合弁会社、株式会社バーチャルキャストが技術協力を行っています。同社はVRライブ・コミュニケーションツール「バーチャルキャスト」(社名と同一)を開発・提供しています。
(参考)コロコロチャンネル