VRでの歩行を実現するデバイス「Cybershoes」のOculus Quest版クラウドファンディングが終了、98,420ドル(約1,000万円)の調達に成功しました。
「Cybershoes」は両足に装着、椅子に座った状態で歩くように足を「滑らせる」ことで、VR内での移動を実現するデバイスです。大掛かりな設備や機器などを使わず、受信機と「Cybershoes」を装着するだけという手軽さが魅力。デバイスの裏側にはローラーが取り付けられており、このローラーの回転で足の移動量を計算、VR内での移動を実現します。
目標調達額の3倍以上を調達
今回のクラウドファンディングの目標調達額は30,000ドル(約310万円)でしたが、最終的に目標の3倍以上を調達しました。Oculus Quest版「Cybershoes」を試したUploadVRによれば、「レビュアーの予想以上に良好に動作した」とのこと。
Oculus Quest版「Cybershoes」の出資者への出荷は、2021年4月頃の開始が予定されています。
(参考)UploadVR