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Meta Quest 2020.10.17

VRで歩けるサンダル「Cybershoes」、Oculus Quest版のクラファン実施

VR内で歩けるサンダル型デバイス「Cybershoes」のOculus Quest(オキュラス クエスト)版が発表、Kickstarterでのクラウドファンディングが告知されました。10月13日に発売された「Oculus Quest 2」でも使用可能。Oculus Questシリーズとの接続はBluetoothで行います。

足を「滑らせて」歩けるデバイス

「Cybershoes」は両足に履き、歩くように足を「滑らせる」ことで、VR内での移動を実現するサンダル型のデバイスです。最大の特徴は足に装着するデバイスだけで済むというその手軽さ。「Cybershoes」の裏側にはローラーが装着されており、このローラーの回転で足の移動量を検知し、VR内での移動を実現しています。

公開された映像からは、回転する椅子に座った女性が「Cybershoes」を着用してVRゲームをプレイする様子が確認できます。2020年10月現在、Quest版「Cybershoes」の価格は不明ですが、米メディアVRScoutは参考として、前バージョンのクラウドファンディング価格(26,900円)を例示しています。

Quest版「Cybershoes」について、Cybershoes社のCEO、Michael Bieglmayer氏は以下のようにコメントしています。

VRゲームでの移動方法には、常に問題が存在しました。現在主流のスティック移動やテレポートは、快適性が低く、またVR酔いを誘発します。実際の動きを「Cybershoes」でゲーム内に取り込むことは、酔いに対処し、また没入感などを上昇させるのです。

2020年10月現在、「Cybershoes」は「Half-Life: Alyx」「Skyrim VR」など多数のVRゲームに対応しています。VRScoutによれば先日、ゾンビシューティング「アリゾナ・サンシャイン」を手掛けるVertigo Gamesとも提携を結んだとのことです。

(参考)VRScout

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