VRには「現実にはありえないシチュエーションを体験できる」「全く違う人になれる」など、様々なことを可能にする力があります。DJになって華麗にリミックスや演奏をキメる、マーベル・ヒーローとなりヴィラン(悪役)とスーパーパワーで戦う、たくさんのかわいいねこに囲まれる……では、ラーメン屋の店主になってみるのはいかがでしょう? それも、ものすごく常識はずれで、ありえないほどワガママな店主に。
2018年8月、TwitterにアップロードされたとあるVRゲームのプレイ動画が大きく話題となりました。8月13日に投稿されたこの動画は300万回再生を達成、普段VRゲームをプレイしていない人の間でもシェアされています。
ラーメン職人の域に達するにはもう少し時間がかかりそうだ。 pic.twitter.com/fVQv1hQ3m0
— hisabilly (@x_hisabilly_x) 2018年8月13日
Twitterにアップロードされた動画では、カウンターで待つ人々にラーメンを颯爽と作り提供……するのではなく、冷蔵庫で冷やしたビールを飲んでチャーシューをつまみ、おまけにお客さんにはナルトを入れただけのどんぶりを渡すといった、傍若無人なラーメン職人の姿が克明に映し出されています。
別の投稿では過剰なまでのサービスをしてみる様子など、“ゲーム側が推奨していない、意地悪な楽しみ方”が話題となりました。
女性客へのサービスを忘れないラーメン職人(見習い)の鑑。 pic.twitter.com/BItFgreXZT
— hisabilly (@x_hisabilly_x) 2018年8月15日
動画を投稿したのは、過去に成人向けVRゲーム「VRカノジョ」の意外な(そして笑える)プレイ動画を多数アップロードしているhisabilly氏(Twitter:@x_hisabilly_x)。今回もVRゲームの“ネタ職人”として、その腕を存分に振るっているようです。
今回話題となったVRラーメン屋シミュレーションゲーム「Counter Fight(カウンター・ファイト)」は2016年にリリースされたタイトル。ゲーム配信プラットフォーム、Steamで購入できます。日本企業であるトリコルが開発しており、日本語インタフェースおよび日本語音声に対応。価格は798円(税込)です。