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ゲーム・アプリ 2020.05.17

アングリーバードVRの開発元の新作はVRクッキング・パーティゲーム

VR版アングリーバードこと「Angry Birds VR: Isle of Pigs」などの制作で知られるスウェーデンのVRゲームスタジオResolution Gamesが新作、「Cook-Out:A Sandwich Tale」のティザートレイラーを公開しました。

「Cook-Out:A Sandwich Tale」は2020年後半にOculus Quest、Oculus Rift(Rift S)へのリリースが予定されているVRクッキング・パーティゲーム。おとぎ話の世界のコック小屋を舞台に、続々とやって来るお腹を空かせた魔法の生き物たちにサンドウィッチを作り、提供していきます。1人のシングルプレイのほか、最大4人まで参加可能な協力型マルチプレイも可能で、個々の役割に沿った行動を取りながら、力を合わせてサンドウィッチを作り上げる白熱必至の展開が楽しめます(※シングルプレイ時は残る3人をAIが操作)。

ただサンドウィッチを作っていくだけで終わらず、調理中にはトラブルも度々発生。調理場の食材を盗む泥棒が侵入したり、お客が注文票を隠すイタズラをしてきたりと、それぞれに応じた適切な対応も取っていかなければなりません。時にはクレーマー同然のお客を撃退するため、こちらから”攻撃”しなければならないことも。特にマルチプレイ時はそれぞれに役割が与えられるため、トラブル解決時には仲間と連携した対応がより一層、試される形になっている模様です。

国内でも大きなヒットを飛ばしたクッキングアクションゲーム「Overcooked(オーバークック)」のVR版とも言え、主にシステム周りやマルチプレイ機能の搭載において、その影響が見て取れます。

Resolution GamesのCEO、Tommy Palm氏によれば、本作は他のクッキングゲームの比でない”修羅場”を味わえるとのこと。現時点でマルチプレイがローカル以外にオンラインにも対応するかは不明ですが、オーバークックに象徴される協力型のアクションゲームが好きな人には要注目の1本と言えるでしょう。

(参考)OculusブログVRFocusUploadVR


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