メタバースプラットフォーム「cluster」は、2022年2月に「メタバース空間が世界のあらゆる人がお互いに敬意を持つ持続可能な「場」として、すべての人々の創造力を加速する空間でありたい」という意向から、コミュニティガイドラインを制定しています。
このコミュニティガイドラインに沿った運営を展開する中で、特にユーザーの報告が重要視されています。7月13日(水)に公開された「“報告”対応レポート (2022/06)」では、「cluster」運営へ寄せられたユーザー報告の対応状況が伝えられています。
アカウント一時停止は56件。新しいパターンのわいせつ行為が確認される
レポートによれば、6月1日から6月30日にかけて、アカウントの一時停止措置は56件。特に6月は、「パブリックワールドでのわいせつな行為」の新しいパターンが報告されたと伝えられています。「cluster」では、利用規約13条 禁止行為にて、卑猥、わいせつな表現、行為は原則的に禁止されています。
具体的な記述や録画提出が効率的な調査につながる
また、ユーザー報告の中でも、「具体的にどのような発言があったか記載する」「実際の状況を録画して提出する」といった報告によって、効率的な調査につながったとのこと。あわせて、Webサイト側の通報窓口にはコメント欄が設けられており、状況の記述や動画提供などに利用してほしいと記されています。
レポート冒頭の書きぶりから、今回のようなユーザー報告対応状況の報告は、定期的に実施される可能性があります。プラットフォームの発展に欠かせないコミュニティを守ろうとする、「cluster」の今後の運営に注目です。
(参考)cluster公式note