アップルの動画撮影・編集アプリ「Clips」に、ARエフェクト機能「AR Spaces」が追加されました。すでに撮影した動画に、ARのレーザー光やハートのエフェクト等を足すことができます。
使えるのはLiDAR搭載のiPhoneやiPad
「AR Spaces」は、iPhone 12 Proや2020年モデル以降のiPadなど、センサー「LiDAR」が搭載されているデバイスでのみ使用できます。アップルによれば、ARエフェクトは「Clips」の絵文字やアニメーション付きステッカーと一緒に使えるとのこと。
ARに力を入れるアップル。ARデバイス開発・公開まで突っ切るか?
アップルはここ最近、ARに関する取り組みを強化しつつあります。2021年2月には、「Apple TV+」で配信されているSFドラマ「フォー・オール・マンカインド」を題材にしたARアプリをリリース。CEOのティム・クック氏も、「AR技術がアップルにとって、非常に重要である」とインタビューで話しました。以前から同社がARデバイスの開発を進めているという噂も、繰り返し報じられています。
(参考)The Verge