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PlayStation VR 2015.07.04

バンナム、Project Morpheus対応VRゲーム「サマーレッスン」に関する3コマのセッションをCEDECにて実施

キャラクターの存在感が凄いと話題の、女の子とコミュニケーションできるソフト、「サマーレッスン」ですが、このソフトに関するセッションが、8月に横浜で開催されるCEDEC2015にて3コマも行われる予定です。

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2014年の「SCEJA Press Conference」にて発表され大きな反響を呼んだProjectMorpheus対応ソフト「サマーレッスン」。VR内で、女の子とその場に居合わせているような体験ができます。臨場感を再現するバイノーラル録音や緻密なモデリング、よそ見をすると女の子に怒られるなど、プレイヤーに与える没入感が凄いと国内外で話題になっています。今年のE3では、海外向けに仕様変更された最新バージョンが発表されました。

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8月26日から29日にかけてパシフィコ横浜で開催されるゲーム開発者向けカンファレンスCEDEC2015にて、「サマーレッスン」に関する3コマものセッションが実施される予定です。セッション内容は主に、製作を通して分かったVRの課題や、それを解決するために行った試行錯誤から得られた知見などについて解説する予定です。このセッションは、「サマーレッスン」のプロデューサーである原田勝弘氏、ディレクターの玉置絢氏が登壇します。

セッション概要

▼「サマーレッスン」が誘う非現実のリアル(1) プロデュース編
・日時  未定
・形式  レギュラーセッション
・受講スキル
VRコンテンツに対する興味があればどなたでもご理解頂けます。
・受講者が得られるであろう知見
VRコンテンツ制作の実際と現状の問題点
新規企画の立案に掛かる問題と解決
VRコミュニケーション分野の今後の展望
・セッションの内容
SNSで大反響を起こしたProject Morpheus利用のVR技術デモ「サマーレッスン」は、どのような目論みのもとで計画され、どのような障害を乗り越えて昨年の発表・実施まで漕ぎ着けたのか。
その舞台裏を語りつつ、現状のVRコンテンツが抱える問題を説明し、将来の展望について予想する。

▼「サマーレッスン」が誘う非現実のリアル(2) テクニカル編
・日時  未定
・形式  レギュラーセッション
・受講スキル
VRゲーム・アプリ制作の経験もしくは知識。
・受講者が得られるであろう知見
VRゲーム開発におけるプログラム・ビジュアル・キャラクターアニメーションのコツ
集団でのVRゲーム開発に特化したプロジェクト運用スキーム
・セッションの内容
VR技術デモ「サマーレッスン」は、キャラクターとのコミュニケーションを主眼に置いたVRコンテンツの中では黎明期のものであったため、開発上の新たなチャレンジの瞬間・試行錯誤の回数は膨大な量に上った。そこで得られた知見の中から、「VRにおける3Dエンジン制御・UI制御」「VRにおけるキャラクター表現・背景表現」「VRにおけるフェイシャル・アニメーション表現」の3軸をピックアップし解説する。

▼「サマーレッスン」が誘う非現実のリアル(3) 開発者ディスカッション編
・日時  未定
・形式  パネルディスカッション
・受講スキル
VR技術に関する基礎的な知識。人体の登場する3Dゲーム開発に関する基礎的な知識。
・受講者が得られるであろう知見
VRにおけるリアルな人間(キャラ)の表現手法。
商用レベルのVRを作るための技術知識。
・セッションの内容
VR技術デモ「サマーレッスン」に関する技術やコンセプトに関するパネルディスカッション。 大先輩である「ゼビウス」遠藤雅伸氏モデレーションのもと、「鉄拳」原田勝弘を中心にコア開発メンバーが登壇し、事前に募った質問をお題にディスカッションを進めていく。
当日会場からの質問も受付予定!
(Twitterハッシュタグ:「#サマーレッスン」)

CEDECの受講申し込みは、8月19日まで行っています。(レギュラーパスの早期割引は7月31日(金)まで)受講登録は、こちらのサイトからのみ受け付けています。
http://cedec.cesa.or.jp/2015/application/index.html

(参考)
CEDEC2015公式サイト
http://cedec.cesa.or.jp/2015/


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