BSCode株式会社と富山短期大学の小平達夫教授は、スマートグラス「NASGlass」と介護看護記録請求システム「NASRECO」を活用した共同研究を開始しました。入国前の外国人介護学生・介護従事予定者を対象に、来日前から現場対応力を育成する教育モデルの構築と実証を目指します。
厚生労働省の推計では、2040年には介護職員が約57万人不足するとされています。外国人人材の受け入れニーズが高まる一方、言語コミュニケーションの困難や現場教育にかかるコストが、施設側・外国人スタッフ双方の大きな負担となっています。
今回の共同研究では、従来は来日後の現場OJTで行われてきた介護教育を入国前に前倒しすることを目指します。NASGlassに搭載された音声認識・AIアシスタント機能と、50カ国以上の多言語音声入力に対応するNASRECOを組み合わせ、実務に即した教育プログラムへの実装を検討します。
NASGlassはハンズフリーで介護記録を行えるスマートグラスです。リアルタイム翻訳・音声起動・写真撮影など多機能を備え、50カ国以上の言語に対応します。NASRECOは外国人や非常勤スタッフを含む「誰もが使える」設計の介護看護記録システムで、記録入力の負担を大幅に削減します。
BSCodeの取締役・歌川氏は「テクノロジーが言語と教育の壁を取り除くとき、介護の現場は大きく変わる。その実証を、富山短期大学の小平教授との研究を通じて世界に示していきます」とコメントしています。
今後は国内にとどまらず、海外の介護人材派遣・養成機関との連携も視野に入れながら、海外学術機関との共同発表を通じた国際的なエビデンスの蓄積を進めていく方針です。


