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ゲーム・アプリ 2018.07.25

バイオ2リメイクはVR対応予定なし、公式明かす

人気ホラーゲーム、「バイオハザード」シリーズの最新作となる「バイオハザード RE:2」が、2019年1月にPlayStation 4(PS4)向けにリリースされます。過去に「バイオハザード7 レジデント イービル」を全編VR対応したことで注目を集めたカプコンですが、「バイオハザード RE:2」はVR版を予定していないことが報じられています。

「バイオハザード7」はPSVRに完全対応、ではRE:2は?

バイオハザードはカプコンが開発・販売するサバイバルホラーゲームで、1996年の登場からホラーゲームの人気作として多くのタイトルがリリースされてきたシリーズです。

「バイオハザード7 レジデント イービル」はPlayStation VR(PSVR・プレイステーションVR)に完全対応し、2017年1月にリリース。「日本ゲーム大賞2017」優秀賞を受賞するなど、人気を集めました。そのため、「バイオハザード2リメイク」の正式発表に先駆けても、VRゲームファンからの期待が高まっていました。

VRは“ビジョンに合わない”?

しかし今年6月のE3 2018にて、イギリスのメディアDaily Starがカプコンの神田剛プロデューサー、平林良章氏に取材したところ、同社はVR版のリリース予定がないとして次のように話しています。「現在のところ、我々はこのタイトルのVR対応を考えていません。本タイトルでは肩越しの三人称視点を用いており、(一人称視点の)VRはゲームを表現するのにベストだと考えていないからです」

そして神田氏は、「VRは我々のビジョンとマッチしていません」とも述べました。確かに、不完全なVRゲームをリリースするのは望ましくないかもしれません。

なお「バイオハザード7 レジデント イービル」については、ResidentEvil.net (RE.net)を通じて調査した結果、リリースから約3日経過時点で、VRで体験したユーザーは全体の10%程度となっています。

「バイオハザード7 レジデント イービル」についての記事はこちら。

(参考)Road to VR
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