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ゲーム・アプリ 2019.12.17

映画をVR空間で上映 ソーシャルVR「Bigscreen」がパラマウントと契約

VR空間内の大画面で映像を楽しむことができるソーシャルVRアプリ「Bigscreen Beta」が、アメリカの大手映画会社パラマウント・ピクチャーズと複数年の映画配信契約を交わしました。これにより、同アプリ内で映画を鑑賞できるようになります。

Bigscreen Betaとは

「Bigscreen Beta」は、VR空間に仮想デスクトップ画面をストリーミングできるアプリです。最大12人までアクセス可能で、遅延も少なく高画質なストリーミングを実現しているため、映画を見たり、ゲームをしたりといった用途で使われていました。同アプリはOculus Go、Oculus Quest、HTC VIVE、Oculus Rift、Valve Indexなど、主要VRプラットフォームに向けに無料で提供されており、日本でも利用可能です。

今回の提携について、Paramount Home Media DistributionのBob Buchi社長は「BigscreenのVRプラットフォームは、ファンが自宅で映画を体験するための新しい方法を提供します」と語り、一方のBigscreen社創設者兼CEOであるDarshan Shankarも「世界中のファンがVRシアターで一緒にチャットしたり、映画を観たりできるのを楽しみにしています」とコメントしています。

一部作品は3D鑑賞も可能に

Bigscreenでは12月16日から毎週4本の映画が上映され、12月のラインナップには「インターステラー」や「スタートレック」などの大作が含まれます。

上映期間は1週間で、翌週に次のラインナップに切り替わります。料金は映画1本ごとに支払うペイパービュー方式で、今後の上映作品と上映時間はBigscreenのサイト内に掲載されます。また、映画は2D上映に加えて一部作品は3D上映されるとのことです。

(参考)Bigscreen CinemaBigscreen公式ブログ(英語)


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