VR空間内において、大画面で映像を楽しむことが出来るソーシャルVRアプリ「Bigscreen Beta」がアップデートを行いました。今回追加されたのはディスプレイ映像の見え方に関するもので、特殊な効果を適用するフィルタのほか、輝度やコントラストなどの個別調整も可能になりました。
フィルタとして用意されたのは「Night Mode」、「8-Bit」、「CRT」の3種類。「Night Mode」ではブルーライトを軽減するというもの。ブルーライトを除くことで目に対する負担が軽減されるとも言われていることから、長い時間アプリを楽しむようなユーザーにとっては嬉しい効果となるかもしれません。
「8-Bit」と「CRT」はそれぞれレトロな効果を演出するものとなっています。「8-Bit」ではドットで打ったように解像度を大幅に落とした表現となります。「CRT」はいわゆるブラウン管テレビにおける見え方を模したもので、映像中のモアレや歪みなどが再現されています。
シーンに合わせた画質調整も可能に
さらに今回のアップデートでは、「輝度」、「シャープネス」、「コントラスト」、「サチュレーション」を個別に調整することも可能になりました。文字を読み易くするためなどには「シャープネス」や「コントラスト」を調整したり、色濃度は「サチュレーション」で変更できるようにもなりました。
あらかじめ映画やスポーツなどといった、シーンに合わせた画質調整済のプリセットも用意されているので、これらを参考にしながら細かな調整を行うことも可能です。
なお、Bigscreenの今後のアップデート計画には、Oculus Questへの対応も含まれています。