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ゲーム・アプリ 2016.06.13

ベセスダ、VRゲーム制作を本格化し『DOOM』と『Fallout 4』のVR対応を発表

ベセスダ・ソフトワークスは、E3で展示するVRデモ『Fallout 4』と『DOOM』に自社開発で同社専用のゲームエンジン「idTech 6」が使用されていることを明らかにしました。同社のVRの取組を「Bethesda VR」として本格化していくことが伺えます。

bethesda vr

「idTech 6」は最新作となるFPS『DOOM』やeスポーツライクな『QUAKE Champions』を始めとした、数多くのベセスダ・ソフトワークスの人気ゲーム作品に使われているとのこと。

そして「idTech 6」がVRコンテンツの制作にも対応することから、ベセスダ・ソフトワークスはVRコンテンツの制作に積極的に関わっていくことが期待されます。実際にVR版『Fallout 4』は来年2017年の発売が予定されています。

Oculus VR社との法廷闘争による影響は無いとのこと

また、ベセスダ・ソフトワークスの親会社であるゼニマックス・メディアは、子会社のイド・ソフトウェア創業者であり現在Oculus VR社のCTOを務めるジョン・D・カーマック氏を巡り、Oculus VR社と法廷で争っています。ゼニマックス・メディアはこれらの訴訟問題が、ベセスダ・ソフトワークスのVRプロジェクトに対して何の影響も与えないことを発表していますが、同発表会で明かされた限りでは、『Fallout4』のVR対応版はHTC Viveのみとされています。

(関連記事)
VR版『Fallout 4』が2017年に発売

(参考)
idTech 6 Powering Bethesda VR
http://www.vrfocus.com/2016/06/idtech-6-powering-bethesda-vr/


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