フェイスブックは、世界的に大ヒットとなっているVRゲーム「Beat Saber(ビートセイバー)」が2019年春に発売予定の新型VRヘッドセットOculus Questのローンチタイトルとなることを発表しました。
この情報はサンフランシスコで開催中のGDCに合わせて、同社のブログで明らかにされました。今後、さらにOculus Questに関する情報を、今週後半に発表するとしています。
ミリオンセラーに到達した大ヒットタイトル
Oculus Questは、PCやスマートフォンを使わない一体型のVRヘッドセットです。6DoFと呼ばれる「身体や手を自由に動かせる」トラッキングを実現しており、PC向けのVRヘッドセットでしかできなかったVR体験が一体型で可能になります。2019年春に399ドル(約44,000円)で発売予定です。
「Beat Saber」は、2018年5月にHTC VIVEやOculus RiftなどPCVRヘッドセット向けに発売された人気のVRリズムゲームです。光る剣を手に持ち、流れてくるキューブをリズムに合わせて切っていく爽快感が人気を集めています。2019年2月には全プラットフォーム合わせて100万本の大台を記録しました。日本では、2019年3月にPlayStation VR(PSVR)版が配信されています。
Beat Saberの開発元Beat Gamesでマーケティングを担当するミシェル・ドヴォルザーク氏はQuest版について、「ダンスのような動きもすることが可能になりました。ケーブルがないということはそれだけで何事にも代えがたい魅力です。Quest版はBeat Saberの体験をさらに高いレベルに引き上げるでしょう」と話しています。
Beat Saberは現在、Steam(HTC VIVE、Oculus Rift、Windows Mixed Reality)、Oculus Store(Oculus Rift)、PlayStation Store(PSVR)にて配信中です。
(参考)Oculus公式