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アバター 2024.07.17

勉強や作業に集中できるアバターアプリ「gogh(ゴッホ)」のベータ版が公開! 実際に試してみた

アバター×集中支援アプリ「gogh(ゴッホ)」のベータ版が公開されました。自由にカスタマイズした部屋とマイアバターで、好きな音楽を流しながら勉強や作業に集中できるアプリです。iPhone版(iOS版)はApp Storeから、Android版はGoogle Playからダウンロードできます。

勉強や作業に集中できる、タイマー機能つきアバターアプリ

「gogh」は、勉強や作業のための集中支援アプリ。集中に適したLo-Fi音楽機能、リラックスできる環境音機能、そして休憩のリズムをサポートするポモドーロタイマー機能が搭載されています。開発はTGSVRなど、数々のバーチャル空間を作ったambrが手がけています。

3Dのアバターと部屋を自由にカスタマイズし、一緒に集中するマイアバター、そして愛着の持てるデスク環境を自分自身で構築できます。ルームでは自分の画像やイラストを貼り付けることも可能です。

また、集中と休憩を一定時間で繰り返し、生産性を高める「ポモドーロテクニック」に基づいたタイマーを利用できます。日本を代表するLo-Fi音楽レーベルJapanolofi Records提供の音楽や、goghオリジナルのLo-Fiミュージック約40曲も収録。好みの環境音を流すこともできます。

現在はマルチプレイモードやAIアシスタント機能も開発中。開発元によれば、「世界中のユーザーが繋がりあえる、さらに豊かな仮想世界を構築していく」とのこと。

「gogh」を実際に使ってみた。すぐアバターが作れる

早速「gogh」を使ってみました。今回はAndroid版アプリをダウンロード。設定やアカウント登録の前に、すぐアバター作成が始まります。

アバターのパーツデザインは、一般的な3Dモデルでは見ないものも多数あり、あれこれ試しているだけでとても楽しいです。ぬいぐるみ風のバッグなど、可愛らしいアイテムもありました。

特に気になったのは、ステッカーとタトゥー。服やアバターの身体に直接貼れるので、自分だけのオリジナルアバターを簡単にカスタマイズできます。一度アプリを始めれば、自分だけの「マイステッカー」をアップロードして使うこともできます。

最後に名前と生年月日(ユーザーの年齢)を入力すると、無事アバターができました。かわいい。

その後はサインアップして、好きな部屋を選択します。レトロな和室からビカビカのゲーミングデスクまでありますが、どれも色合いやデザインがおしゃれ。さらに、デフォルトの配置だけでなく、こだわりのオリジナル作業環境をイチから作ることもできます。

ルームに移動して集中タイム

ひと通りセッティングが終わり、ここから実際に“集中”できるようになりました。アバターが作業している中、流れる音楽と環境音……YouTubeでLo-Fi系音楽を流す作業配信を見たとこがある人なら、ピンと来る構成です。

アバターには好きなポーズを取らせることができ、作業環境から離れて寝転がる(いや、寝転がらせる?)こともできます。

音楽はプレイリストから選択、定期的に切り替わりつつループする方式です。収録BGMは40曲近くあり、どの曲も耳あたりは良好です。ただし、現時点では各プレイリストは3〜5曲でのループとなっており、「楽曲を全部再生する」機能も欲しいところです。

環境音も細かく選択できます。雨音や川のせせらぎ、蝉時雨に車の走る音、風鈴などを自由に組み合わせ、チルな作業環境が作れます。

今回はポモドーロタイマーも試してみました。ポモドーロ・テクニックは「25分集中して、5分休憩する」スタイル。「動画でも配信でもないけれど、アバターの自分が集中しているように感じられる」「タイマーで集中と休憩が管理できる」環境が作れるのはうれしいです。アラーム音がやや小さく感じられるところもありますが、むしろ「それだけ集中していた」ということかもしれません。

ただし、goghはバッテリーの消費がやや早めに感じられました。3Dアプリだからでしょうか、公式からも「充電しながらの使用」が推奨されています。マグネット式の充電スタンドと組み合わせるとちょうどよさそうですね。

丁寧に作られた「集中×アバターアプリ」、広告なしも嬉しい

今回試した「gogh」は「ベータ版」と銘打たれていますが、現状でも丁寧に作られていると感じました。筆者もこのレビュー記事を書くために使ってみましたが、スマホで手軽に使えることもあって、とても便利に集中・休憩できるアプリでした。アバターがかわいく、また広告がないのも嬉しいところ。理想の作業環境を味わってみたい方はぜひ試してみてください。

アプリのダウンロードはそれぞれ以下のリンクから。
・iOS: App Store
・Android: Google Play

(参考)プレスリリース


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