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AR/MR 2020.10.22

資生堂やFANCLも 2020年に登場したARメイクアプリまとめ

2020年は、資生堂やFANCLといった大手ブランドが、ARを利用したコスメを試せるバーチャルメイク体験サービスを発表しています。本記事では今年登場したARのコスメサービスについて、まとめて紹介します。

資生堂「バーチャルオンラインカウンセリング」

10月7日から12月6日まで、資生堂はオンラインでメイク体験ができる「バーチャルオンラインカウンセリング」を実施中です。パーフェクト株式会社のARメイク技術と、AIおよび対面型ビデオ通話を組み合わせたオンラインカウンセリングサービスで、自分の顔にリップやチーク、ファンデーション、アイシャドーなどのメイクアップ商品の色味をリアルタイムにチェックできます。

また資生堂は、今年の8月にARフィルター「TeleBeauty」を発表。リアルタイムで画面上の顔の動きに連動し、すっぴんにメイクをしているかのように見せられます。(利用にはカメラアプリ「Snap Camera」のダウンロードが必要)

FANCL(ファンケル)「ARメイクアップシミュレーター」

2020年9月、無添加化粧品・サプリメントメーカーFANCL(ファンケル)は、現実の店舗でメイクをバーチャル体験できる「ARメイクアップシミュレーター」を導入しました。独自の顔認識技術で各パーツを認識し、メイクアップをシミュレーション体験できます。短時間で何度もコスメのバリエーションを試せるのが特徴で、パーソナルカラー診断やおすすめのメイク提案といった追加機能もあります。

株式会社アイセイ「トータルカラーコーディネイト by Face-AR」

2020年10月、株式会社アイセイがARサービス「トータルカラーコーディネイト by Face-AR」をリリースしました。スマートフォンで撮影した自身の顔に、カラーコンタクト、コスメ、ヘアメイクを一体で試着体験できます。「透明感」「きらめき」「はかなげ」などのキーワードに沿ったトータルコーディネートパターンがあります。

パーフェクト株式会社「YouCamメイク」

10月22日(木)パーフェクト株式会社のブラウザ向けARモジュール「YouCam for Web」(2020年6月12日リリース)が、株式会社BANDAI SPIRITSの一番くじ倶楽部ウェブサイト上でサービス開始しました。スマートフォンのカメラモードで自分の顔を映しながらシミュレーションでき、アイテムや色を選択して本物のメイクのように画面上で色味をチェックできます。

なお撮影した写真はスマートフォンなどの端末に保存可能。現在一番くじ倶楽部のウェブサイト上にて「一番コフレ リラックマ COFFRET COLLECTION」のコスメアイテムを自撮り写真やモデルに試せます。詳細はこちら

他にも、2019年にはAmazonが「バーチャルメイク」機能を導入を発表したり、アメリカのコスメブランドYounique(ユニーク)がARでコスメを試せる「Younique Beauty Guide」のサービスを提供開始したりと、近年世界的にバーチャル上でコスメを試せる場が増えてきています。

(参考)プレスリリース


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