Appleが2025年1月、デジタルアバター企業TrueMeetingを買収していたことが明らかになりました。買収の事実は欧州委員会への企業買収申請書類で判明しました。買収目的はAppleが提供する空間コンピュータ「Apple Vision Pro」の「Persona(ペルソナ)」機能の強化にあると考えられています。
TrueMeetingは2019年に「CommonGround-AI」として創業された企業です。スマートフォンで利用可能な顔スキャン技術を開発していました。この技術を用いると、デジタルアバターを使ったビデオチャットが行えます。
Apple Vision Proに搭載されるペルソナ機能は、自分自身に似た3Dアバターを作成し、通話会議に使用可能にするものです。「Spatial Personas」という追加機能を利用すれば、このアバターを実際の空間内に表示して通話ができます。
Appleは、米現地時間2025年6月9日に開催した年次開発者会議「WWDC2025」において、Vision Pro向けペルソナの視覚表現の改善を予告しました。このアップグレードにより、アバターの肌質や髭・髪の毛などがより精細に再現される予定です。また、顔の動きの正確なトラッキングも可能になります。この改善にTrueMeetingが開発した技術が関与している可能性があります。大幅に改善されたペルソナ機能は、今秋リリースされる予定のvisionOS 26の一部として提供される予定です。
(参考)Road to VR
Mogura VRはRoad to VRのパートナーメディアです。

