8月20日、株式会社ロックガレッジは現場指揮支援システム3rd-EYEが国産ドローンとのリアルタイム連携に対応したと発表しました。
3rd-EYEは、ドローンとAI、スマートグラスを組み合わせた情報共有システムです。ドローンが撮影したライブ映像をAIが自動で解析。捜索対象となる人の位置を特定すると、指揮本部のタブレットや隊員が装備するスマートグラスに、その位置情報と映像が表示される仕組みです。現場で活動する隊員の視野もあわせて共有できるため、指揮所は映像を確認しながら隊員へ指示を出したり、デジタル地図で目的地を示したりできます。ドローンが発見した要救助者の状況も、その場で把握できるようになります。

(3rd-EYEシステム機材 )

(Futaba製ドローン付加構成)
今回の対応で、Futaba製ドローンの映像とテレメトリ情報が3rd-EYEへ統合されました。AI解析の結果は、指揮本部のタブレットとスマートグラス上で即時に共有されます。(※テレメトリ:機体の位置や状態を遠隔で計測・送信する情報のこと)
導入面の特徴として、3rd-EYEは既存のドローン機体を改修せずに後付けできる構成を採用しています。機体を買い替えずにAIや情報共有の機能を追加できるため、自治体や消防での導入負担の軽減につながります。すでに保有している国産ドローンで利用できるかどうかについては、機種や通信構成、運用環境を踏まえた個別の検証を受け付けているとのことです。
(Futaba製ドローンと3rd-EYEの接続検証の様子)
(Futaba製ドローン映像をAI解析中の3rd-EYE画面)
同社はこれまで、主にDJI製ドローンとの連携機能を提供してきました。そのうえで国産機体への対応を進めた背景には、自治体や公共機関の動きがあります。災害対応やインフラ点検でのドローン活用が広がるなか、調達方針やセキュリティ要件を踏まえた国産ドローンへの関心が高まっているためです。今後はFutaba製ドローンでの実績をもとに、他の国産ドローンへの対応拡大を進める方針と説明しています。
参考
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000036023.html


