ソーシャルVRプラットフォームをめぐる大きな動きが相次いでいる中、VRChat創業者が2026年3月31日、業界の現状についての見解を公式に発表しました。
今回の発表は大きくふたつのプラットフォームのネガティブな動きを受けての声明となっています。ひとつは、Metaの運営するメタバースプラットフォーム「Horizon Worlds」のVR版新規コンテンツ提供の終了(※スマホ領域に注力すると発表)。もうひとつは、老舗メタバース「Rec Room」のサービス終了です。
こうした状況から、VRChatの創業者はGG・JJの連名で声明を発表。両プラットフォームでコミュニティや世界を築いてきたユーザー・開発者への共感を示した上で「VRChatはなくなりません」と明言しました。
また、VRChatの現状についても具体的な数字が示されています。2025年末の大晦日には約15万人が同時接続を記録。その後3ヶ月で記録を2度更新し、直近では約16万人の同時接続を達成しました。クリエイターエコノミーやアバターマーケットプレイス、ファーストパーティストアもいずれも成長を続けているとしています。
そのうえで、VRChatが他のプラットフォームと違う点はコミュニティであると指摘。コミュニティがアバターやワールドを作り上げたり、居心地の良い場所を提供したりすることが、ユーザーの人生を良い方向に変えていると語り、そうしたVRChatでの創造性や情熱などが「どんなに資金を投入しても再現できない、まさにVRChatの原動力」であると説明しています。
声明の中には、おそらく「Horizon Worlds」や「Rec Room」のクリエイター向けに宛てたと思われるメッセージも含まれており、10年以上の運営実績、クリエイターが収益を得られる環境、ゲーム開発スキルの習得にも活用できるツールの充実を挙げ、制作物が長く生き続けられる場所だとアピールしています。
既存コミュニティへも感謝を伝え、新たに訪れるユーザーへの歓迎を呼びかけました。「やるべきことは多く、スピードを緩めるつもりはない」と述べています。
参考
https://hello.vrchat.com/blog/were-here
