今年もバーチャル領域ではさまざまなニュースがありましたが、Mogura VRでは1年間で特にアクセス数の多かった記事をピックアップ(※Mogura VR NewsとMogulive両方から算出したもの)。ランキング形式で紹介しながら、1年間でどのような話題があったかを振り返ります。
※具体的なアクセス数は非公開です。ご了承ください。また情報を随時更新するタイプのまとめ記事は対象外です。
1.カバー社、ホロライブ赤井はあとに関する現状を報告(11.1)
カバー社運営のホロライブプロダクションがVTuber赤井はあとさんに対する報告を発表しました。それによれば、赤井はあとさんは本人の精神状態を踏まえ、家族との協議の上で休養するとのこと。合わせて、この件に関する風説の流布や誹謗中傷に対しては法的処置含めて断固たる対応をはかると説明しています。
今回の件は、VTuber赤井はあとさんが長時間生配信中ににメンタルの不調を起こし、これまでの活動や事務所関係者に対して様々な発言を行ったことに端を発しており(※アーカイブは非公開)、その当時の発言がSNSなどでネガティブな話題として拡散され、赤井はあとさんを含めた様々なホロライブVTuberへの誹謗中傷へとつながっている状況でした。
2.関西学院大学 理工学研究科から「視力回復を目的としたVRゲーム」に関する論文が公開 6週間にわたる実験で効果を確認(05.26)

関西学院大学 理工学研究科から「視力回復を目的としたVRゲーム」に関する論文が公開。インタラクション2025にて論文「視力回復を目的としたVRゲームの若年層に対する効果の検証」(関西学院大学 河盛真大氏、井村誠孝氏)が発表されました。パソコン・スマホ・タブレットなどのICT端末による「眼精疲労」や「視力の低下」が深刻な社会問題となっていることに対し、VRヘッドセットの利用者が視力を回復させた事例を参考に、視力回復を目的としたVRゲームの開発・検証をする内容となっています。
3.にじさんじEN所属VTuberトゥイスティー アマノザコ (Twisty Amanozako)が契約解除(06.21)
6月21日、にじさんじEN所属VTuberトゥイスティー アマノザコ (Twisty Amanozako)さんの、契約解除が発表されました。公式発表によれば、VTuber活動上での契約条件への直接的な違反が確認され、コミュニティで容認されない差別的発言が発覚したため、契約終了に至ったとのこと。トゥイスティー アマノザコさんは、2024年5月にデビューしたVTuberで、「Denauth(ディノース)」のユニットメンバーとして活動していました。今回の契約解除に関して公式は、「皆様の継続的なご支援に感謝するとともに、私たちは相互尊重、創造性、責任感に基づいたコミュニティの育成に引き続き尽力してまいります」とコメントしています。なお、YouTubeチャンネルのアーカイブは現在すべてのコンテンツが非公開となっています。
4.VTuberをリアルに“存在”させる技術はここまで来た!にじさんじMR新技術実証実験で、加賀美ハヤト社長のトークとライブを体感(02.19)
「ANYCOLOR/にじさんじ 新技術実証実験イベント ver.2025.01」と題して、新技術の実証実験のために開催。Meta Quest 3を活用して壇上にVTuberをリアルタイムに表示。そのままライブパフォーマンスやトークへの回答を見せてくれました。あくまでも“実験”段階の試みではありますが、VTuberファンとしては夢のある技術であると同時に、7周年を迎えるにじさんじの新たな挑戦であるとも感じました。少人数限定のイベントで終わってしまうのはあまりにも惜しいので、ここでの成果が次に繋がることに期待です。
5.カバー社、ホロライブのガイドライン違反を疑われるゲーム配信への対応を発表 任天堂社と協議(04.09)
4月9日、VTuber事務所「ホロライブプロダクション」を運営するカバー社が、VTuberの生配信中のガイドライン違反を疑われる事案について、見解と対応を発表しました。
今回のガイドライン違反と疑われる事案は、VTuber兎田ぺこらさんの生配信中に起きたものです。ゲームの企画中に使用した『ポケットモンスター エメラルド』の中古ソフトが違法な手段でデータを改造したものである可能性があり、視聴者からソフトの使用に問題があるのではないかと指摘する声が多数あがっていました。これを受けて、兎田ぺこらさんは該当ソフトの使用を中止し、謝罪。その後、カバー社からの対応が待たれている状況でしたが、本日公式に見解が発表されたかたちです。
6.にじさんじ所属VTuber女神モイラ、1年超の休止期間を経て復帰(06.16)
にじさんじ所属のVTuber・女神モイラさんが、約1年ぶりに配信活動を再開しました。復帰配信では「今初配信するかのようにドキドキしている」と心境を語りました。配信によれば、天界から人間界に出向した際に過酷な職場環境を経験したことで疲弊し、休養が必要な状態だったと説明しています。リハビリの一環として、乙女ゲーム『キューピッド・パラサイト』をプレイし、登場キャラクターの境遇が自身と重なったことで元気を取り戻せたと語りました。
7.にじさんじEN所属アスター アルカディア、2025年7月15日をもって離脱を発表(07.15)
VTuberグループ「にじさんじEN」所属のアスターアルカディアさんが、2025年7月15日をもってグループを離脱し活動を終了すると、公式より発表されました。現在、アスターアルカディアさんのX(旧Twitter)アカウントは非公開設定となっています。YouTubeチャンネルにおいても、動画や配信アーカイブを視聴できない状態です。
アスターアルカディアさんは2022年7月20日にデビュー。にじさんじEN内のグループ「ILUNA(イルーナ)」のメンバーとして活動していました。YouTubeチャンネルは登録者数は約30.9万人、総視聴回数は1,452万回を超えていました。
8.「マイクラ肝試し2025」の詳細が発表 にじさんじ、ホロライブ、ぽこピーなどVTuber多数参加(8.27)
「クーYouTubeちゃんねる」にて「マイクラ肝試し2025」の発表配信が行われました。進行は配信者のクーさんが担当し、今年のイベントタイトルは「マイクラ肝試し 2025 Book of Märchen」と発表されました。今年は2015年に公開された「戦艦島」マップが10年ぶりにリニューアルされました。新たに一部エリアが探索可能となり、「戦艦島七不思議」が追加されています。さらに潜水艦で沈没船を巡る「サブマリンツアー」、モブを射撃して得点を競う「トロッコアドベンチャー」、本格的な謎解きゲーム、倉庫街の屋台やショップなど、多彩なコンテンツが楽しめます。クーさんの着せ替えもイベント仕様の「ブック オブ メルヘン」バージョンとなります。
9.「攻殻機動隊」“光学迷彩技術”の特許を株式会社EVISIONが全面譲受 東大・慶應義塾大学の研究成果が現実に(9.01)
株式会社EVISIONは、日本のSF作品『攻殻機動隊』に登場する「光学迷彩」に関する特許を全面的に譲り受けました。この技術は東京大学と慶應義塾大学の研究陣によって生み出されたもので、人や物体が消えたり現れたりするように見せることができます。米国のTimes誌でも「Coolest Inventions」に選ばれた実績があります。中心となったのは東京大学の稲見昌彦教授です。舘暲東京大学名誉教授、南澤孝太慶應義塾大学教授、杉本麻樹慶應義塾大学教授も関与しました。
10.【速報】Meta、新型AIグラス「Meta Ray-ban Display」発表(9.18)
9月18日、Metaはスマートグラス「Ray-Ban Meta」の新モデルとして「Meta Ray-ban DIsplay」を発表しました。「Ray-Ban Meta」に映像を表示するディスプレイ機能が追加。通話機能、カメラ撮影機能の他、AIナビゲーションに対応しています。発売は9月30日、価格は799ドルです。日本は現状販売対象外、発売予定時期も未定です。
11.なぜ売れまくり?日本未発売の「Ray-Ban Meta」を一度使うと手放せなくなる理由 ポイントは“再発明”
Metaが世界最大手の眼鏡メーカーEssilorLuxottica(エシロールルックスオティカ)と展開するスマートグラス「Ray-Ban Meta」が好調だ。2023年10月に発売して以来、北米では想定以上の売れ行きと話題になっていたが、北米以外でも売れているとのこと。なぜ、そこまで売れているのか? 使ってみればすぐに納得なのだが、日本では「Ray-Ban Meta」は、取得を義務付けられている、いわゆる技適(※)を現状未取得。国内での日常的な使用が難しいこともあり、個人輸入した人のレビューなども表には出てこない。
今回は筆者(久保田)が渡米時に購入、その後何度か渡米する度に使用して体験した内容を元に解説していきたい。
12.VRChatアバター「Lapwing」が海外で流行中 ユーザーがアバターに対して抱く“Gosling”とは?(04.23)
4月現在、VRChat向けに作られた3Dアバター「Lapwing」が、海外ユーザーの間で大きな話題となっています。
「Lapwing」は、「Grus」や「Cygnet」の作者である久さんが手掛けたアバター。少女寄りのデザインながら、落ち着いた配色のファッションや髪色、表情によって大人びた雰囲気も漂わせているのが特徴で、多くのユーザーから支持を集めています。
そんな「Lapwing」が、海外で話題を呼び始めたきっかけは、同アバター向けのフェイストラッキング(利用者の顔の動きがアバターに反映されるシステム)プログラム。製作者のHashさんがYouTubeなどで紹介動画を公開したところ、天真爛漫な表情”海外ネットユーザーが急増。4月22日現在で、再生数が130万回を突破するという快挙を記録しています。
13.カバー社「ホロアース」に不適切なNPCが実装されたことについての謝罪と見解を発表(12.06)
12月5日、カバー社が自社運営のメタバース「ホロアース」に不適切なNPCが実装された件についての公式見解を発表しました。本件については、11月26日にも謝罪文が公開されていましたが、今回の見解では改めての謝罪文と実装経緯の詳細が明かされています。
今回の件は、11月に「ホロアース」内に実装されたNPCが、実在の事件を想起させるような姿や発言をしていたことから端を発しています。これについてカバー社側は「アバター表現の多様性を目的として、既存のファッションアイテムを用いて制作したものであり、制作過程において特定の人物を意図した事実はございません」と説明。その一方で、偶然の一致と言い難い状自体は認識しているとも話し「制作においては、キャラクター設定とアバター設定のチームが異なっており、それぞれが制作に当たっていたため、意図して制作されたという事実はございません」と実装時の経緯を明かしています。
14.体験施設型VR再興の兆しか? 横浜駅直結の「Immersive Journey」が好調な理由(01.15)
2024年末に横浜駅から徒歩1分のアソビルに入っているImmersive Journeyという12/1にオープンしたばかりの施設型VRに行ってきた。この場所は1,000平米の空間をVRヘッドセットをつけたまま歩き回ってコンテンツが楽しめる。現在提供されている「Horizon of Khufu」は、古代エジプトのクフ王のピラミッド見学がテーマだ。
コロナ禍、施設型VRもプレイヤーが入れ替わりつつあるが、徐々に再び立ち上がりつつある。筆者(久保田)が耳にするグローバルでの動向は比較的景気の良いものが多い。香港発のSandbox VRは、月間10万人が来場し、全世界にフランチャイズを拡大する計画を進めている。今回、横浜にオープンしたImmersive Journeyも、すでに全世界で100万人が体験済。パリ、上海など10都市以上に展開している。
15.VRヘッドセット「VALVE INDEX」単体が大幅値下げ 82,800円から39,800円に(03.11)
VRヘッドセット「VALVE INDEX」のヘッドセット単体が、半額以下となる39,800円で販売されています。「VALVE INDEX」は、PCゲームプラットフォーム「Steam」を運営するValve社が開発したVRヘッドセットです。2019年より販売開始し、当時の最新VRヘッドセットとして高いシェア率をマークしました。また、「Index VR Contoroller」は5本の指の動きを認識し、他社のVRヘッドセットと組み合わせて利用されるなど好評を得ています。














