Metaは、バーチャルツアーアプリ「Hyperscape Capture」ベータ版の提供を開始しました。同社の年次開発者会議「Meta Connect 2025」の基調講演で明らかにされ、9月18日よりアクセス可能となっています。
Hyperscapeは、ガウシアン・スプラッティング(Gaussian Splatting)、クラウドレンダリング、ストリーミング等の技術を組み合わせて現実の物理空間を短時間で高精細にデジタル化し、まるでその場にいるかのような感覚で交流できることを目指しています。Metaはこれを「フォトリアルなソーシャルテレポート」実現に向けた第一歩と位置づけています。
Hyperscape Captureのベータ版では、ユーザー自身の現実空間を数分でスキャンし、数時間後には没入感のあるバーチャル空間を生成可能です。作成された空間は、場所を問わずアクセス可能。現時点では他のユーザーと同じ空間に入ることはできませんが、将来的には複数人が同時に参加できるようになる、とのことです。
2024年9月に開催された年次開発者会議「Meta Connect 2024」においてデモコンテンツが公開され、従来の空間3Dスキャンにおける手間を大幅に削減しながらも、体験クオリティの高さを保つ新技術として注目されています。
9月18日より、Quest 3およびQuest 3Sを利用する18歳以上のユーザー向けに順次提供が開始されています。「Hyperscape Preview」アプリでは、3Dスキャンされた部屋をQuest 3でバーチャルツアーとして楽しむことができます。本アプリではもともとMetaのCEO マーク・ザッカーバーグの執務室などを見ることができましたが、料理家ゴードン・ラムゼイ氏の自宅キッチン、チャンス・ザ・ラッパー氏の楽曲制作部屋(House of Kicks)、米ラスベガスの総合格闘技団体UFC Apexの会場「The Octagon」、インフルエンサーであるハッピー・ケリー氏の部屋などが新たに公開されています。
(参考)Meta公式提供情報、Meta

