黎明期にVR業界を牽引したOculus社の共同創業者の1人、ネイト・ミッチェル氏が、新たなスマートグラス開発企業Sesameに最高製品責任者(Chief Product Officer)として加わったことが判明しました。同氏が自身のLinkedInで公表しています。
Sesameには、元Oculus CEOのブレンダン・イリベ氏やハードウェアアーキテクトのライアン・ブラウン氏といった、初期のOculus関係者も参加しています。ミッチェル氏は今回の参加について、「イリベ氏やブラウン氏をはじめ、初期のOculusメンバーと再びチームを組む」とコメントしています。
Sesameは現在、日常的に長時間装着できる軽量スマートグラスと、AIアシスタントの開発を進めています。高品質なオーディオの提供を目指しており、身近で便利なAIコンパニオンへのアクセスも可能になるということです。
Sesameの設立は2023年です。複数の投資家が同社を支援しており、その中には過去にOculusに投資した関係者もいます。Crunchbaseの情報によると、2023年11月のシリーズAで約4750万ドル(約68億円)の資金を調達しました。これまでの累計調達額は5762万4975ドル(約82億円)に上っています。
ミッチェル氏は、OculusがFacebook(現Meta)に買収された後も会社に残り、最後の共同創業者として2019年まで在籍しました。その後2020年に新たな企業Mountaintop Studiosを設立。無料プレイの戦術シューターゲーム『Spectre Divide』を2024年にリリースしました。しかしゲームが不振に終わり、公開から半年以内にスタジオ閉鎖およびゲームの終了を決定しています。今回のSesameへの参加は、その後の新しいキャリア展開となります。
(参考)Road to VR、Sasame
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