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活用事例 2025.05.15

米海兵隊、戦車の次世代メンテナンストレーニングにXRを活用

米海兵隊が、XR技術を活用した次世代の整備訓練システム開発に向けて、米XR Training社(以下、XRT)と契約を締結しました。XRTは、防衛産業向けに没入型訓練ソリューションを提供する企業。今回の契約により、水陸両用戦闘車両の次世代メンテナンストレーニングシステムのプロトタイプ開発を担います。

XRTは2019年にニール・レヴィン氏によって設立され、フロリダ州を拠点としています。同社はカスタム型のVR・AR訓練システムを専門としており、ゲームエンジン開発者、ハードウェア技術者、教育設計者など、多様な分野の専門家が在籍しています。

今回の契約締結により開発される「トレーニングシステムスイート」は、デジタル教室、診断タスクトレーナー、パートタスクトレーナーを統合した訓練環境です。XRを活用し、現場の整備士や乗員の実践的なスキル習得を支援します。

開発プロジェクトには、バーチャル環境のモデリングを担当するTheory Studios、教育設計を手がけるEnludio、高精度モーションシミュレータのTalon Simulationsを含む計6社が参加します。各社はそれぞれの専門技術を持ち寄り、共同で開発を進めます。

本契約には、XRTが2024年に開発した水陸両用戦闘車両運転の訓練シミュレータ「Wave Warrior」の実績が評価されたとのこと。81台が導入された同システムは、今回の新たな訓練スイート開発の土台となっています。

XRT社の創業者であるレヴィン氏は、今回の契約が「海兵隊の乗員と整備士を将来の複雑な戦場に備える重要な一歩」だと述べています。同社は今後、モジュール設計とXRを組み合わせた訓練基盤の構築を目指します。

(参考)XRtraining


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